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キャラクター絵画が背負うものとは?MEDEL GALLERY SHUにてグループ展「tenacity:執着」が5/24〜6/5まで開催!



告知用ポストカード(表)


あさこはるか


あさこはるか_参考作品


木川みく


画像 : https://newscast.jp/attachments/BhpduxwUXgMOiWMfeXfi.jpeg
告知用ポストカード(表)


OVERVIEW


MEDEL GALLERY SHUでは、5月24日より6月5日までグループショー「tenacity:執着」を開催いたします。
本展は昨年好評を博した飯島モトハ氏によるキュレーションのグループ展です。
日々膨大な数の展示会を鑑賞し、SNSで独自の目線やレトリックで情報発信する飯島氏はアートコレクターとして多くの作品を所収するのみならず、自らも展示会で作品発表することもあり、アートへの思い入れが強い様子が伺えます。本展は、氏の特に造形の深いキャラクター絵画について、独自の視点でキュレーションを試みます。
参加アーティストは以下の5名です。
個性溢れる作品制作を通じて沢山のファンに愛されているアーティストばかりです。
あさこはるか
木川みく
NIBB
neko
ミトミルルイエ
(50音順)


本展ではキャラクターとエモーションの関係を問い直しています。彼らは作者によって身の丈を超えるドラマを与えられがちであり、実在の人間以上の感情を背負わされています。記号(キャラクター)は人間よりも強い存在です。あらゆる物語を背負わせても死ぬことはありません。作者がそう望まない限りは。感情の器としてのキャラクターを一考していただければ幸いです。
飯島モトハ

わずかにアカデミズム批判も織り込みながら、個々のアーティストの特徴や個性に上手くフォーカスしたキュレーション・作品に仕上がっています。是非ご高覧願います。


アーティスト_あさこはるか


画像 : https://newscast.jp/attachments/fTFdbuC01PFYv8cEOAjW.jpg
あさこはるか


自分が実際にみた風景をもとに油絵具やクレヨンで制作している。中に現れる人物は自分のあらゆる感情を引き受けてくれている。にこにこでいたいと思うが実際そうでない場面も多く、押し殺す感情もある。幸せに生きていたいという願いと、自分を愛していきたいという願いを込めている。
絵を生み出すことは自分の皮をひっくり返して隅々まで見るような作業と、まるで他人が描いたように感じる距離感とを行ったり来たりしながら描いている。自分を形取るものとして必要な行為だと感じている。


画像 : https://newscast.jp/attachments/4WbDD3tghN6m5mhPgNb7.jpg
あさこはるか_参考作品


アーティスト_木川みく


画像 : https://newscast.jp/attachments/QoMA8d8WL6EdFy3oh5el.jpg
木川みく


ものとの距離感がなく、色が混ざり合った世界。人間の顔はみなうつくしく、感情は清らか。優しい父と母がそばにいて、ちいさくてやわらかい弟がいて、自分は愛されている。幼少期の、とてもしあわせな記憶。あの頃は、うつくしくてつよくて大きなものに守られている実感がありました。
私が絵を描く理由は、かわいいものが好きだから、かわいい女の子を描きたいからではありません。ただ、幼い頃の視界や感覚を、再現しようと試みている。
幼い頃に頼りにしていた "世界を見るための眼鏡" が、少女漫画だった、ただそれだけ。
画面に立ち現れてくるのは、あの頃見えていた世界、見ようとしていた世界です。うつくしく優しいものだけを見て、この先ずっと幸せでいられると無条件に信じているあの頃の自分、そしてこれからもそんなふうに生きていきたいと願う自分。それは祈りにも似た感覚です。
私が描く人物像は、あの頃感じていた、うつくしくてつよくて大きな存在であってほしい。だから、私が描く人物像はうつくしいし、つよいし、大きい。そして、あの頃の世界のように、優しくてしずかだ。
それがうまく画面に立ち現れたときに私は、自分の根底にあたたかくながれている空気をじょうずに吸うことができるのです。
略歴
1990年 静岡県富士宮市生まれ
2013年 武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻 卒業
2015年 多摩美術大学大学院美術研究科 修了
個展
2015年 「わたいろのためいき」ギャラリーニイク
2017年 「Complement」ギャラリー子の星
2023年 「遙拝」原宿marienkafer


画像 : https://newscast.jp/attachments/Ef1VsaaE24Qg6gmzMY82.jpg
木川みく_参考作品


アーティスト_NIBB


画像 : https://newscast.jp/attachments/bR3fJmxngpxa8GiX48pl.png
NIBB


絵を描いていると、人が人を愛することについて考えたり、別に愛さなくてもいいことに気がついたりします。そしてそれを、自分だけでなくみんなに、考えたり、気づいたりしてほしいなと思います。そのためにはどうしたらいいんだろう、と思って制作を続けています。
略歴
静岡県、東京都出身。
展示歴
2021年 9月「げきりん♡過酷ューション」新宿眼科画廊(新宿)
    12月「雨、ときどき世界滅亡」haco(谷中)
2022年 2月「B= コヌミ キャラクター・アナムネーシス」新宿眼科画廊(新宿)
     9月「ぼくたちを痛めつけないおんがく」DESIGN FESTA GALLERY(原宿)
11月「相思相愛じゃ物足んねーよ??」新宿眼科画廊(新宿)
2023年 7月「空間彩添」aL Base(代々木)
9月「ウェディング・ベル」haco(谷中)
「過程派」美術紫水(銀座)
10月「ART KYOTO 2023」(京都・二条城)
2024年 3〜4月「空間彩添」aL Base(代々木)


画像 : https://newscast.jp/attachments/yRA7buGnAeHNZgxffnh9.jpg
NIBB_参考作品


アーティスト_neko


画像 : https://newscast.jp/attachments/RUXXaV1xp8WzZd4Y5ZHO.jpg
neko


私は内なる他者の現出を願う。
或いは別の宇宙で生きている。
並列の異界や量子的な多次元に住まう魂。
私達の身体は自立した存在の依り代である。
物語が描写するイメージは便宜上フィクションに分類される。
しかし没入しきった主観はリアルに置かれる。
何より絶望的な孤独の洞窟を照らす切実な光明である。
斯様な享楽は誰もが死滅した世界で1人正気を保つ為の術かもしれない。
“未だ目視できぬ誰か”との描画を通した出会いーーー対話。
美術の中で「キャラクター=記号」と呼ばれてきた存在達との遊戯はシャーマニズム、アニミズムのような神秘に起源を持つ。
美術領域でキャラクターが辿る物語。
硬質な部屋で寂しさを愛する事。
黄泉に飾られた一人一人の卑しき生者。
言語のカーテンが覆い続けるハレ舞台。
私達は故郷へ還る為に更衣室でドレスを着る。
【solo exhibition】
River Coffee &Gallery「憑くもの」[東大前](2020)
rusu「幽覚媒旬」[目黒](2020)
新宿眼科画廊「お見舞い」[新宿]( 2021)
LIGHTHOUSE GALLERY「アマテラス」[両国] (2021)
Soil「かけおち」[吉見町](2022)
町田センタービル「孤独のドレス」[町田](2023)
【group exhibition】
Meee gallery「祈り」[中野](2021)
GALLERY JO YANA「JAPANESE GROUP SHOW」(2021)[France]
rusu「お泊まり会」(2021)〔planning、curation〕[目黒]
A4画廊トーキョー「addiction」[台湾](2022)
TOKYO PARK「Tokyo Colurs」[England](2022)
扇屋「空き地」[鎌倉](2023)


画像 : https://newscast.jp/attachments/NJLE59jFcKrwzDMRXAIY.jpg
neko_参考作品


アーティスト_ミトミルルイエ


画像 : https://newscast.jp/attachments/Kac5vROXLfJPOkFIXUXc.png
ミトミルルイエ


3.11を機に人間の本質は願いや祈りを実現していくこと、それは科学も宗教も関係ないのではないのではないかとの思いに至る。以来エンジニアとして働くかたわらで、DIY宗教と称して身近な素材を使用した作品を発表。制作活動を通じて、現代日本を否定し警鐘を鳴らすのではなく、現状を肯定しより良い未来につなげたいと考えている。
東京大学工学部卒
2021年 SICF 22
2022年 TARP Vol.3(グループ展)
2023年 GEISAI#22、プリティ観音キュア菩薩(個展)
2024年 TARP Vol.4(グループ展)


画像 : https://newscast.jp/attachments/ORPGwCulFzp5Nkjy08jp.jpg
ミトミルルイエ_参考作品



キュレーター_飯島モトハ


米国International Center of Photographyで写真を学ぶ。アンセル・アダムスの孫弟子としてモノクロ写真表現を修め、帰国後はデジタル表現、平面表現、現代美術としての写真に向き合う。「ぬいぐるむ」「フィジカルボディ・コンプレックス」「無礼らか?」などでキュレーションを担当。MEDEL GALLERY SHUでは2023年4月に「ニニフニ(而ニ不二)」を実施。「超えてゆく風景」「うたかたと瓦礫デブリ」「 Red Bull Music Academy Art」などにコレクション貸し出し。アートコレクター・スイーツ愛好家として月刊アートコレクターズなどで連載中。
展示歴
2017 「コレクション展「綺麗なドレス」」TAV gallery
2017 「阿佐ヶ谷アンデパンダン」阿佐ヶ谷駅周辺
2017 「デカい牛のデカい内臓」新宿眼科画廊
2017 「新橋映像祭」
2018 「SUMIDA ART BOOK MARKET」spiid
2018 「飯島モトハルv.s.藤城嘘 企画展『無礼らか?』」TATARABA
2018 「NEURO HOP」中央本線画廊(企画参加)
2018 「がんか食堂 地獄のスイーツ」新宿眼科画廊
2018 「超えてゆく風景」ワタリウム美術館 - コレクション貸し出し
2019 富士山展
2019 画廊新聞 - 平成 - 展
2019 BHVR
2019 ぬいぐるむ!新宿眼科画廊
2019 東京インディペンデント 2019
2019 kitchen
2019 芸術動画ヤミ市
2019 フィジカルボディ・コンプレックス 新宿眼科画廊
2020 ぬいぐるむ2020 新宿眼科画廊
2020 SUPER-NORMAL 「SUPER-NORMAL?」Gallery OUT of PLACE TOKIO
2021 うたかたと瓦礫デブリ 京都市京セラ美術館 -CL貸し出し-
2021 Familiae Sylvanian Art Lab TOKYO / AKIBA
2021 ポリネーター 梅津庸一展 - ワタリウム美術館 -CL貸し出し-
2022 ポリリズミックド・スイミング LIGHTHOUSE GALLERY 宮野かおり -CL貸し出し-
受賞歴
2011 EMON PHOTOGALLERY Portfolio Review 審査員特別賞
2012 「TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 2012 入選」
2012 御苗場 vol.10 レビュアー賞 ノミネート
2012 TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 2012 入選
2013 「SHAKE ART!コンペティション」優秀賞
2013 「トーキョー・アート・ナビゲーション・コンペティション」 入選
2013 「EMON AWARD 2013」 審査員特別賞
2014 「ACTアート大賞展・写真部門 2014」信濃町 東京


MEDEL GALLERY SHU


MEDEL GALLERY SHU|愛でるギャラリー祝
東京都渋谷区神宮前4-28-18
カトル・バン原宿B1
info@medelgalleryshu.com
13:00〜19:00(最終日は17時まで)
木曜休廊
MEDELとは、日本語で「物の美しさをほめ味わうこと」を意味する「愛でる」からきています。
唯一無二のアートを賞美し、慈しむという行為を介して、アーティストと鑑賞者、ギャラリーの間に喜びの行き交いが成立してほしいという想いを込め名づけました。
“時代を共にする人々にとっての財産であり、未来の社会を照らす火である”とアーティストの活動・作品を定義し、人々の心に残る独創性に富んだスタイルの作品を鑑賞者と共に愛でつつ、次世代に残るようなマーケットや美術史的評価を確立してゆくことが当ギャラリーのミッションです。そのような私たちの活動を通して、独創的な表現を受け容れる多様な社会的風土の醸成に資することができれば、これに勝る喜びはありません。
The word “MEDEL” is from the Japanese word “愛でる,” which means "to praise
and appreciate beauty" in Japanese.
We named the gallery MEDEL to create a pleasant exchange between the artist, and the appreciator,through the unique artwork.
We define artists'activities and works of art as "an inheritance for the people who share the same era and a fire that will light up the society of the future”, and we hope to establish a market and an art historical reputation that will last for the next generation while appreciating works of art with the viewers, which are full of originality and style that will remain in people's minds.
Through our activities, we are more than happy to contribute to the development of a diverse social culture that accepts creative expression.


画像 : https://newscast.jp/attachments/N0RJgoBEmE45r2CCJUjG.jpg


画像 : https://newscast.jp/attachments/mo5xhegRIDk8ZdTt3h6o.jpeg


画像 : https://newscast.jp/attachments/TP9MP9T7sFcmq70YHG1u.jpeg


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