『晩春 4Kデジタル修復版』 ©1949/2015松竹株式会社
©1949/2015松竹株式会社
© 1950 TOHO CO., LTD
©1951/2016松竹株式会社
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『晩春 4Kデジタル修復版』 ©1949/2015松竹株式会社
BS松竹東急<BS260ch・全国無料放送>は、平日夜8時からのよる8銀座シネマと土曜9時からの土曜ゴールデンシアターで毎月名作や話題の映画をノーカットで放送しています。よる8銀座シネマは“一番身近な映画館”、土曜ゴールデンシアターは“魂ゆさぶる映画の時間”をコンセプトに古今東西の映画を年間300本以上ラインアップしています。
この度、小津安二郎生誕120年を記念して日本の名匠シリーズ 生誕120年 小津安二郎特集を生誕当日である12月12日(火)より5夜連続でお届け。原節子の小津作品出演第一作であり、父と娘の絆を描き、以降の作品の基軸となった名作『晩春4Kデジタル修復版』、大佛次郎の同名小説を原作に田中絹代、高峰秀子、上原謙らが複雑な人間関係を演じた『宗方姉妹』、娘の結婚をめぐる多彩な人間関係を細部にわたる豊かなエピソードで綴った『麥秋 4Kデジタル修復版』、小津作品としては異色の暗く悲観的な印象を残す家族ドラマ『東京暮色 4Kデジタル修復版』、京都を舞台に描いた晩年の秀作『小早川家の秋』を放送いたします。
<よる8銀座シネマ>
『晩春 4Kデジタル修復版』 ※2K放送 12月12日(火)夜8時
笠智衆、原節子共演で父と娘の絆を描く。紀子三部作の最初の作品となった名作。
1949年公開 監督:小津安二郎 原作:広津和郎 脚本:野田高梧、小津安二郎
出演:笠智衆、原節子、月丘夢路、杉村春子 ほか
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©1949/2015松竹株式会社
早くに妻に先立たれ娘の紀子と鎌倉で2人暮らしをしている大学教授の周吉は、未だに嫁ごうとしない娘・紀子のことを心配している。縁談を勧める周吉の妹・まさが話を持ち込んでも、紀子はやもめ暮らしの父を気遣って受け入れようとしない。周吉はそんな紀子に自分が再婚を考えていることを告げる・・・。
【受賞】
1949年度 キネマ旬報ベスト・テン第1位
1949年 第4回 毎日映画コンクール 日本映画大賞、 監督賞(小津安二郎)、脚本賞(野田高梧、小津安二郎)、
女優演技賞(原節子)
『宗方姉妹』 12月13日(水)夜8時
古風な姉とそんな姉に反発する妹を対比させながら変わりゆく家族の姿を描く。
1950年公開 監督:小津安二郎 原作:大佛次郎 脚本:野田高梧、小津安二郎
出演: 田中絹代、高峰秀子、高杉早苗、上原謙、山村聡、笠智衆 ほか
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© 1950 TOHO CO., LTD
日本の古い因習に縛られて古風に生きる姉・節子。死期を悟りつつも失業中の夫を抱え銀座でバーを営む節子を案じて京都で療養生活を送る父・忠親。姉とは対照的に自由に生きる勝ち気な妹・満里子。姉妹の確執を通して多彩で複雑な人間関係と変わりゆく家庭の姿が描かれる。
【受賞】
1950年 第5回 毎日映画コンクール助演賞(山村聡)
1950年 第1回 ブルーリボン賞 主演男優賞(山村聡)
『麥秋 4Kデジタル修復版』 ※2K放送 12月14日(木)夜8時
結婚話をめぐる家族らの心情を細部まで綴った小津監督珠玉の名編。
1951年公開 監督:小津安二郎 脚本:野田高梧、小津安二郎
出演:原節子、佐野周二、淡島千景、笠智衆 ほか
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©1951/2016松竹株式会社
北鎌倉に住む植物学者の間宮周吉一家。息子・康一は医師として東京の病院に勤め、娘・紀子は丸の内の貿易会社で専務の秘書をしている。独身生活を楽しみながらも適齢期を過ぎた紀子のもとに、周吉の兄・茂吉から縁談話が入ってくる。縁談話も進むなか、康一の同僚の医師・矢部の再婚相手を探している母親・たみから息子の嫁に欲しかったと告げられる・・・。
【受賞】
1951年度 キネマ旬報ベスト・テン第1位
1951年第2回ブルーリボン賞 監督賞、主演女優賞(原節子)、助演女優賞(杉村春子)
『東京暮色 4Kデジタル修復版』 ※2K放送 12月15日(金)夜8時
心に傷を抱えた一家の悲劇を痛切なタッチで描いた小津監督の異色作。
1957年公開 監督:小津安二郎 脚本:野田高梧、小津安二郎
出演:原節子、有馬稲子、笠智衆、山田五十鈴 ほか
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©1957/2017松竹株式会社
杉山周吉は、妻が自分の部下と駆け落ちして以来、2人の娘を育ててきた。今は定年をすぎても監査役として銀行に勤務し、次女の明子と雑司が谷で2人で暮らしている。長女・孝子はしっかり者だったが、不幸な結婚に苦しんだ末、子供を連れて周吉のもとに帰ってきた。次女の明子も年下の大学生に騙され妊娠してしまう。ある日、周吉の妹・重子は、兄と子供を捨てた喜久子を街で見かける。明子もまた自分の母とは知らずに喜久子と出会うのだった・・・。
<土曜ゴールデンシアター>
『小早川家の秋』 12月16日(土) 夜9時
関西の造り酒屋を舞台に大家族を描く。小津組お馴染みのキャストに加え二代目中村鴈治郎らが出演。
1961年公開 監督:小津安二郎 脚本:野田高梧、小津安二郎
出演:原節子、司葉子、白川由美、団令子、新珠三千代、二代目中村鴈治郎 ほか
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©1961 TOHO CO., LTD.
京都・伏見で造り酒屋を営む小早川万兵衛一家。万兵衛の長男は早く亡くなり、未亡人となった秋子を再婚させようと親戚たちから再婚話が持ち込まれる。しかし秋子はなかなか承諾しない。次女の紀子もお見合いをしたが、思いを断ち切れない男性がいる。一方、妻に先立たれた万兵衛も、昔なじみの妾のもとへ再び通い始める・・・。
BS松竹東急で小津安二郎生誕120年記念プレゼント実施中
A賞:小津監督×BEAMSコラボ トートバック 白またはグレーを各1名様 ※色の指定はできません
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Artwork:Yu Nagaba ©SHOCHIKU CO.,LTD.
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B賞:小津安二郎監督×東京国際映画祭コラボグッズ ステッカー+ノートセット 1名様
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