サージョンコンソールと執刀医
ロボットアームと助手
執刀医の様子
執刀中の様子
関東初となるダビンチSPの手術は、より低侵襲な手術の提供に繋がり、治療の選択肢を広げるものとなります。
(※1)2023年1月、日本における販売開始
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/364172/LL_img_364172_1.jpg
サージョンコンソールと執刀医
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/364172/LL_img_364172_2.jpg
ロボットアームと助手
■前立腺がんの手術
前立腺がんの根治手術(※2)は、前立腺をすべて摘出する「前立腺全摘術」が標準的術式で、前立腺を精嚢などの周囲の組織とともに摘出し、膀胱と尿道を吻合(つなぎ直すこと)します。開腹手術・腹腔鏡下手術・ロボット支援腹腔鏡下手術による方法があります。
当院では、からだへのダメージが少なく、安全かつ確実にがんを摘除できることから、2013年10月以降、ほとんどの前立腺全摘術をロボット支援下でおこなっています。
(※2)完全に治すことを目指しておこなう手術。
■ダビンチSPによる前立腺全摘術
従来機種のダビンチXiに比べ、ダビンチSPは切開創(手術のきず)が小さいため、痛みが軽く整容性(きずあとなどの美容面)に優れているという利点があります。また、体表だけでなく術野(体内のきず)も小さくなる・患部への到達方法を変えることができるなどから、手術時間の短縮や合併症発生の減少が期待できます。しかし、前立腺がんの病期や前立腺の形状、患者さんの体格などによっては、従来機種(ダビンチXi)の方が適している場合もあります。
当院には、複数名の日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会泌尿器ロボット支援手術プロクター認定医(手術指導医)が在籍しております。
これまでも、ロボット支援手術に熟練した医師たちが、患者さんに最適な治療法を提案してまいりました。今回のダビンチSP導入で、その選択肢をさらに増やすことができたと確信しております。
■従来機種(ダビンチXi)との違い
<ダビンチSP>
アーム:シングルポート(単孔式)
切開創:1~2か所
カメラ:軟性鏡(関節機能があるため屈曲が可能)のため、
角度・方向の自由度が高い。
<ダビンチXi>
アーム:マルチポート(多孔式)
切開創:5~6か所
カメラ:硬性鏡(真っすぐなカメラ)のため、
角度・方向はほぼ一定。
4本のアームいずれもカメラを接続できる。
■今後の展望
女性泌尿器科領域(女性骨盤臓器脱)、頭頸部外科領域(中咽頭がん・下咽頭がん・喉頭がんの一部の手術)、婦人科領域(子宮摘出手術)等への展開を予定しています。
地域の皆様に“より安全で質の高い医療”を届けるべく、これからも尽力してまいります。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/364172/LL_img_364172_3.jpg
執刀医の様子
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/364172/LL_img_364172_4.jpg
執刀中の様子
■法人概要
名称 : 医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院
開設者 : 理事長 中村 康彦
管理者 : 院長 徳永 英吉
所在地 : 〒362-8588 埼玉県上尾市柏座1-10-10
開設日 : 昭和39年12月1日
病床数 : 総病床数733床(うち感染症病床9床)
指定医療機関: 地域がん診療連携拠点病院/地域医療支援病院/
第二種感染症指定医療機関/災害拠点病院/救急指定病院/
搬送困難事案受入医療機関 他
URL : https://www.ach.or.jp/