血栓吸引カテーテル全景
血栓吸引カテーテル構造
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血栓吸引カテーテル全景
脳血管内治療の主な対象疾患の一つである急性期脳梗塞は、脳血管が血栓によって詰まることで発症します。急性期脳梗塞は、薬により血栓を溶解するか、カテーテルを用いて血栓を回収することで治療します。血栓吸引カテーテルは、カテーテルを用いる脳血管内治療において使用されます。急性期脳梗塞の脳血管内治療は、2019年の治療ガイドライン改定によって適応症例が拡大されたことから、将来の市場規模の成長が見込まれます。
「Esperance」の特長は、カテーテル壁を薄くすることで外径を細径化しながらも大きな内腔が確保されている点です。内腔が大きいことで、吸引口と血栓の接触面が増大し大きな血栓を回収できるため、血流の再開通率の向上が期待されます。また、カテーテル全体の硬度のバランス性にこだわったデザインが、先端部における柔軟な通過性と術者の手元における安定した高いサポート性をうまく両立し、蛇行する脳血管内でも血栓へのスムーズなアプローチを可能にしました。これらの特長をもつ「Esperance」によって、脳血管内治療の成績向上に貢献します。
当社は、脳血管領域を注力分野として位置付けており、競争力のある脳血管内治療デバイスを有するWallaby Medical社と同社商品について日本における10年間の独占販売契約を締結しております。急性期脳梗塞の治療デバイスとしては、2024年3月期中に「Esperance」の他にマイクロカテーテルを上市する予定です。また、脳血管内治療のもう一つの対象疾患である脳動脈瘤の治療用デバイスにおいても、塞栓用コイルを2022年4月から販売しており、医療現場から高い評価を得ております。当社は、今後も脳血管領域の商品ラインナップを拡充することで、脳血管内治療の多様なニーズに応えてまいります。
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血栓吸引カテーテル構造
■会社概要
社名 : 日本ライフライン株式会社
所在地 : 〒140-0002
東京都品川区東品川二丁目2番20号 天王洲オーシャンスクエア25F
設立年月日: 1981年2月6日
資本金 : 2,115,241,600円
株式 : 東証一部上場(証券コード:7575)
事業内容 : 医療用機器輸入・製造および販売
URL : http://www.jll.co.jp/