クライアントPCでの認証
導入の決め手は認証専用のADが不要なことでした。旧環境では、アカウント管理用のActive Directory(以下、AD)の他、認証用のADも必要で、AD間でパスワードの定期変更が必要であるにもかかわらずAD同士の連携が難しく、やむを得ず会社用ADはパスワードを固定化、認証用ADのみパスワードを変更するというセキュリティ上課題のある状態でした。また、AD2台の管理とパスワードの課題はシステム管理をする上で相当な負担になっており、EVE MAは管理者の負担軽減にも貢献しました。
きれいで働きやすいオフィス環境を新たなビジネスチャンスとすべくEVE MAの指紋認証を導入、ICカードとカードリーダーを無くしたことがオフィスの美化にも貢献しています。また、ノートPC使用時の指紋認証利用時にお客様からの質問を受けたり、指紋認証デモが好評であったりと、ソアーの目指す半歩先の提案も実践できるようになりました。
EVE MAは、Windows利用時のセキュリティ向上と利便性向上に寄与するだけでなく、オフィスの美化向上や、お客様要望の半歩先の提案にも貢献しています。DDSは今後も、多要素認証ソリューションの導入を通じて、企業のDX導入を支援してまいります。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/313604/LL_img_313604_1.png
クライアントPCでの認証
なお、当発表においてDDSの2022年12月期の連結業績に与える影響は軽微であります。
≪株式会社ソアー様からのコメント≫
ソアーは、情報化社会のプロフェッショナルとして、DX推進などで複雑化するオフィス環境を積極的に取り入れることで、その体験をお客様に広め、お客様の要望より一歩進んだ提案を目指しています。この度、ワーク環境変革の一環として、多要素認証基盤 EVE MAを導入し、テレワーク環境の整備をいたしました。
導入に際していただいた、ディー・ディー・エス様の豊富な導入実績に基づく、ご提案とご助言により、理想の認証環境を構築することができました。
今後はEVE MAをさらに活用していくべく、社内利用の各種システムとの認証連携にも適用していきたいと考えています。また、増加するクラウド型業務システムのセキュリティについてもディー・ディー・エス様のご支援を賜りたいと考えています。
株式会社ソアー
代表取締役社長 金子 隆晴
■多要素認証基盤 EVE MA
「EVE MA(イヴエムエー)」は、各種システムに対するパスワードでの本人認証を生体(指紋、顔、静脈)、ICカード(FeliCa、MIFARE、マイナンバーカード)、パスワードを用いた多要素認証方式に置き換える認証基盤です。Active Directoryとのシームレスな連携で組織・グループに対する柔軟な設定を可能とし、エンタープライズシステムの認証基盤における自在な設定を可能にします。
(ホームページ: https://www.dds.co.jp/ja/product/3199/ )
≪株式会社ディー・ディー・エスについて≫
DDSは、指紋認証ソリューションのリーディングカンパニーとして創業以来、産学連携による技術開発に積極的に取り組んでおります。多様化する情報セキュリティ・ソリューション・ニーズに対応可能な「万能認証基盤 Themis」、「多要素認証基盤 EVE MA」および「二要素認証基盤 EVE FA」などの情報セキュリティ製品の開発・販売を行っております。
2014年4月、オンライン認証の標準化団体であるFIDO(Fast IDentity Online)アライアンスに、国内企業として初めて加入。2015年10月に、FIDO 認定製品である指紋認証デバイス“magatama(R)”を発表、2017年5月より、生体認証を活用した認証システムの構築を実現する「マガタマプラットフォーム」を提供、本人認証の世界を広げる新しい認証サービスの普及に努めております。また、ブロックチェーン技術の認証系市場での活用研究も進めております。
(ホームページ: https://www.dds.co.jp/ja/ )
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ディー・ディー・エス
担当 : 営業本部 販売促進部 販売促進課
Email: sales@dds.co.jp
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