真珠道
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画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/300931/LL_img_300931_1.png
真珠道
<見どころ>
初回公演の時からこの役を演じている二人(倉田真刈:東江裕吉、コマツ:新垣悟)。何度も回を重ねて上演されている舞台ですが、実はこの二人以外には演じた人がいないという役どころです。回を重ねるごとに深みを増す演技力や、息の合った二人が見どころです。
また、通常の組踊作品はハッピーエンドになることが多い中、切ない情愛物語を描いている「真珠道」はとても珍しく、新作組踊ならではの新しいストーリーです。
<組踊の楽しみ方>
組踊の舞台には、背景転換や大がかりな舞台装置はなく、想像力を膨らませて見る人それぞれの感じ方で楽しむことができます。組踊は、中国の冊封使をもてなすために作られた総合芸能ですが、琉球独自の言葉や音楽がそのまま使われていることで、「琉球にはこんなにも素晴らしいものがある」という誇りが込められています。
【音楽】 組踊では音楽が重要な役割を果たしています。
琉球古典音楽(三線・箏笛・胡弓・太鼓)で、登場人物の心情や場面の状況を説明します。また、登場人物それぞれの身分によって登場の音楽が異なる為、じっくり耳を傾けることで、曲を通して物語の理解が深まると共に、美しい調べに癒されます。
【踊り(所作)】 組踊の所作は、琉球舞踊を基本にゆったりとしたシンプルな動き。
「そぎ落とされた表現方法」を通して、登場人物の心情をストレートに伝えます。また、「片手を差し出していると抱き合っている」表現や、「笠をかぶり杖を持っていると外出中」、「ぐるりと一回りすると場面転換」など、たくさんの決まり事を通して創作されています。
【唱え(台詞)】 琉球古語を使い、琉歌と同じ八・八・八・六調のリズムで作られています。
表現方法は、登場人物の性別、身分、役柄によって唱え方が異なります。女性はゆったりとやわらかく、男性は力強い。また、組踊独特のリズムがあり、見ている人を魅了しています。
<全体的な物語の流れ>
那覇と豊見城の間を流れる国場川にかかる真玉橋の人柱伝説を描いた「真玉橋の由来記」は、沖縄芝居(沖縄芸能)の中でも数多く演じられている物語です。そのストーリーをもとに作られた本作品では、主役の2人が抱える士族と百姓の恋という問題を解決するために、真珠道を通って首里の両親の元へお伺いを立てにいくが、結ばれず…。
月日が経ち、出世をした男性(倉田真刈)の元へ、橋が度々流されて困っている真珠村へ橋をかけるために出向き、ユタになった女性(コマツ)と再会する物語です。
橋をかけるためには、七色の元結(紐)を付けた女性を人柱にする必要があるという神託を告げにきたコマツ。
結末は・・・ぜひ会場で!
公演の詳細はQRからご覧いただけます。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/300931/LL_img_300931_2.png
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<大城立裕氏について>
2020年に逝去された沖縄初の芥川賞作家、大城立裕氏は沖縄の伝統文化や歴史に根ざした数多くの新作組踊や沖縄芝居、琉歌、小説などを数多く発表し、戦後の沖縄の文化活動を牽引されました。
<プレゼント動画>
・沖縄芝居 「与那国ションガネー」 ダイジェスト映像
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/300931/LL_img_300931_3.jpg
与那国ションガネーサムネイル
https://www.youtube.com/watch?v=WP0XByp5C7k
<オンデマンド有料配信情報>
・沖縄芝居 「与那国ションガネー」(配信期間:2022/3/4~3/10)
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2298185
<国立劇場おきなわ裏側ツアー(前編)>
https://www.youtube.com/watch?v=l9NM9DQybHM
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/300931/LL_img_300931_4.jpg
国立劇場おきなわ裏側ツアー(前編)サムネイル
※後編は、国立劇場おきなわYouTubeで配信します
【会社概要】
法人名 : 公益財団法人 国立劇場おきなわ運営財団
所在地 : 沖縄県浦添市勢理客4-14-1
代表番号: 098-871-3311
Eメール : info@nt-okinawa.or.jp
URL : https://www.nt-okinawa.or.jp/