サンク霊柩車
サンク霊柩車_客室
【提供の背景】
葬儀の規模は縮小化傾向で進んできましたが、コロナ禍によってその流れはさらに加速しました。昔ながらの一般葬は珍しくなり、家族葬が大半になりました。その家族葬もコロナ禍によって10人程度の規模が増え、一緒に住んでいる家族のみで送ろうとすると3,4人のこともあります。このように葬儀が縮小化すると比例して式場の大きさや祭壇も小さくなり、参列者が減ると御礼品やお花も減り、コロナ禍によってお食事の機会もなくなりました。このままこのような状況が続くと葬儀業界はピンチですが、しかしピンチの裏にこそチャンスがあるのです。参列者や規模の幅が狭まった状況なら、その分お別れの度合いを深めることができます。
【リモートによって場所や距離を超越したこの時代に、式場でのお別れに捉われない葬儀】
<特長>
数名の家族だけが葬儀会館に集まってお別れをしているお葬式。葬儀会館はそもそも立地や駐車場等、多くの参列者の方が葬儀に参列しやすいために作られた面もありますから、参列者が少ない状況では葬儀会館にこだわる必要性もなくなってきます。そして一度葬儀会館に故人様がご安置されると、あと残すのは火葬場に行くのみになります。「火葬場に行く前に、最後にどうしてもあの場所に一緒に行きたい…」という願いを叶えるのが、今年新しく登場したサンク霊柩車です。ワゴン型なのでお棺を載せた状態で運転手を除いて5名までご乗車できます。
【家族旅行の一例】
10時00分 式場にて葬儀開式、読経、祭壇のお花入れ
11時00分 式場からサンク霊柩車に乗って出発
10時30分 思い出の場所を巡る旅、小学校、中学校、高校、勤めていた職場、
昔住んでいた場所…
12時30分 お好きだった喫茶店で食事、
サンドイッチを1つテイクアウトしてお柩の中へ
13時30分 足が悪く外に出歩けない方のお家に寄り、最後のお別れの時間を
14時00分 いつもの散歩道の花畑のチェキを撮り、お柩の中に
14時30分 火葬場に到着
葬儀会館ではなかなか話しづらいことでも、車の中だからこそ話せる家族の会話があります。車中ではお好きだった曲を掛けながら、色々な場所を巡る度に思い出話に耽ることができます。チェキの貸し出しもあり、その場で撮った写真をお柩に入れてあげることもできます。そこで撮ったチェキを集めると、最後の家族旅行のアルバムが完成です。
【“失う悲しみ”で終わらせない。体験型葬儀と創造性】
お葬式は宗教者によって執り行われる儀式に参加したり、葬儀社スタッフの提案によって次々に進行したりと、ご遺族は心身の疲弊の中で言われるがままに何かを行うケースが多くあります。また昔の葬儀には近所に住んでいる方やご友人、会社関係や故人様が所属していた団体の仲間など、多くの参列者に対して故人様のお別れの場を提供するという、物質的で社会的な意味合いがお葬式にはありました。
しかし今はそれも少なくなり、むしろ数名のご遺族にとってどれだけ心の感動体験ができるかが重要視されています。そのために必要なのは、創造性です。葬儀の儀礼には既存の手順がありますが、最後の家族旅行で故人様をどこに連れて行ってあげたいか、どんな曲を車中で流すか、チェキはどこで撮りたいか…など、家族旅行のプランの内容は全てオリジナル、そして決めるのはご遺族自身です。自分自身で創造に関わってこそ思い入れが生まれて、思い出に深く刻まれます。またお葬式において心の悲しみを癒す一因になるのは、「与える体験」です。「私はこれだけやってあげられた」と思えることで、悲しみの受容から自信に昇華し、お葬式が終わった後の新たな人生を生きていくための一歩にも繋がります。
また多くの人にとって、愛する方を亡くした葬儀の場面というのはあまり思い出したくないものです。しかし最後に家族旅行をすることによって、お葬式のことを思い出したときに少しでも温かい感情が芽生えるような思い出にシフトできるようにします。
コロナ禍によって病院や施設でほとんど面会ができずに亡くなってしまう方も増えました。世の中や日常も大きく変わり、心の不満が溜まっている現代だからこそ、失った心を取り戻す新たな取り組みが必要です。
火葬場に行く前の寄り道は、忘れられない家族の最後の思い出を作る時間になります。それを可能にするのが、サンク霊柩車です。
【参考資料】
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/287684/LL_img_287684_1.png
サンク霊柩車
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/287684/LL_img_287684_2.jpg
サンク霊柩車_客室
<サンク霊柩車金額(税込)>
片道料金:~20km 23,540円
21~40km 32,010円
41~50km 40,480円
51~70km 49,720円
71~90km 58,740円
91~110km 67,870円
【会社概要】
商号 : 株式会社西田葬儀社
代表者 : 代表取締役 西田 栄一
所在地 : 愛知県名古屋市昭和区若柳町 2-5
創業 : 1937年6月
設立 : 1984年5月1日
事業内容: 葬祭請負全般、葬儀会館の運営
資本金 : 500万円
URL : https://www.gosougi.co.jp/