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日本朗読検定協会7月22日『読み聞かせ検定』リニューアル 著作権に配慮した「市販の絵本と同時販売」形式に



読み聞かせ検定

文学作品を声に出して読む「朗読」の検定試験を2008年から実施している一般社団法人日本朗読検定協会(所在地:大阪府大阪市、代表理事:村山 博之)は、2021年7月22日(木)、著作権に配慮した市販の絵本と同時販売形式で、「読み聞かせ検定」を完全リニューアルいたしました。保育士や幼稚園教諭を目指す方、子育てに携わる保護者、読み聞かせボランティア活動をしている方など「絵本の世界を表現して読む」読み聞かせを楽しみたい方注目の検定試験です。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/267587/LL_img_267587_1.png
読み聞かせ検定

URL: https://www.roudokukentei.jp/


■「技術」を認定、より自信につながる検定へ
「読み聞かせ検定」は集団に対する絵本の読み聞かせを想定した絵本取り扱い技術、絵本文章の読み方(音声化)の検定です。今回の改訂にあたり、当協会は「読み聞かせは絵本を自分以外の対象者に向け絵を見せながら音声化して読むこと」と定義します。従来は心を込め抑揚をつけて読む、など「朗読」的な視点で捉えられることが多かった「読み聞かせ」ですが、今回のリニューアルでは、「絵本は絵と文章が一体であり、絵本の読み聞かせは、絵の世界に観客を引き込むこと」という考え方で、従来よりも、実践的、具体的で専門性と客観性を兼ね備えた課題にリニューアルいたしました。

例えば初級では「絵本の持ち方」「めくり方」を含めた「絵をしっかり見せる意識」や「適切な声量」「明瞭な発音技術」などが課題になります。中級では、初級課題の定着と「観客への意識」「登場人物のセリフ読み分け」「擬音表現の工夫」「ページのめくり方の工夫」などが、上級では中級までの技術の定着確認に加え、話し方にも通ずる日本語音声技術「区切り」「抑揚」「緩急」「強調表現」が問われ、擬音だけの絵本を読むことも課題になります。読み聞かせ検定の上級受験には中級資格が、中級受験には初級資格が必要です。各級の課題をしっかりとクリアし、自分のものにすることがよりよい「読み聞かせ」をつくると考えています。


■「著作権法を守った絵本読み聞かせ活動のきっかけに」
絵本の読み聞かせや、読み聞かせをおこなう上で注意しなくてはならないのが、著作者や出版社の著作権を守ることです。読み聞かせ検定は、試験を受ける際に課題となる絵本を同時販売することによって、著作権法を遵守しながら、絵本の読み聞かせに親しんでもらえるように配慮しています。


■公平で妥当性の高い審査方法
「朗読技能試験」を12年間実施してきた当会では、公平で妥当性の高い「日本語音声表現の審査法」を取り入れています。例えば試験採点は3名の「読み聞かせ検定員」という採点資格者が採点しており、試験官1人の好みで結果が出てしまわないよう留意しています。また朗読検定と異なる点として、全級「方言イントネーション」でも減点しないことが挙げられます。読み聞かせは、朗読と比較すると、「距離の近い人とのコミュニケーション」と捉え、「共通語イントネーション」にこだわらないよう配慮しています。


■「読み聞かせ検定」概要
期間 : 随時
試験概要: 下記HPより申込、動画を送信、または、ZOOMにて試験
※スマートフォンで受検可能
検定料 : 初級/8,800円・中級/9,900円・上級/11,000円
※全て税込/別途課題図書代
申込 : https://www.roudokukentei.jp/lp/yomikikase/


■協会概要
名称 : 一般社団法人日本朗読検定協会(西宮事務採点センター)
代表理事: 村山 博之
所在地 : 兵庫県西宮市新甲陽町7-9-102
設立 : 2008年5月
協会HP : https://www.roudokukentei.jp/
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