浅野史郎さん
講演で質問を受ける浅野史郎さん
講演で熱心に話される浅野史郎さん
そこで当社では浅野さんにインタビューを行い、入社のいきさつから障害者福祉への想い、ご自身のことに至るまで熱く語っていただきました。
今後の障害者福祉を大きく変えようとしている株式会社土屋。そこへの浅野さんの参加。そして障害当事者はもちろんのこと、他事業所や行政とともに歩んでいこうとする浅野さんの想いなど、これからの障害者福祉のあり方を映すインタビュー記事です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/246690/LL_img_246690_1.jpg
浅野史郎さん
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■目次
＜株式会社土屋への思い＞
1．入社のいきさつ
2．重度訪問介護って？
3．「これだ！」という直感
4．今の日本の障害者福祉について
5．今後、成し遂げたいこと
6．浅野史郎さんの夢は？
＜浅野史郎さんってどんな人？＞
1．趣味はジョギングだけど
2．旧厚生省、宮城県知事時代の思い出
3．病気の前と後で変わったこと
4．今までで一番、驚いた人は？
5．障害者との初めての出会いは？
6．尊敬する人は？
■内容の概要
＜株式会社土屋への思い＞
1．入社のいきさつ
人生最後の仕事は、ライフワークである障害福祉の仕事をしたい。そう思っていた矢先、当社の高浜代表と奇跡の出会いが。介護難民問題の解決に取り組み、施設から地域へというミッションを掲げ、出帆した株式会社土屋という船に浅野さんは単身、飛び乗ります。
2．重度訪問介護って？
障害を持った方が地域に戻り、自分らしい生活をするために、その方の自宅に伺って介護をする重度訪問介護制度。浅野さんは高浜代表とお話しするまで、この制度を知らなかったそうです。なぜ？
3．「これだ！」という直感
重度訪問介護を展開する株式会社土屋。浅野さんは、ピュアな理念を持って立ち上がった当社に「これだ！」と一目惚れ。そこには障害者福祉の世界に長く身を置いていたものとしての直感がありました。
4．今の日本の障害者福祉について
「措置制度」が「契約制度」に変わり、06年以降、「施設から地域へ」という動きが加速している今の日本の障害者福祉。浅野さんは、いいところまできていると太鼓判。そしてそれは、障害者運動団体が作り上げてきた金字塔だと！
5．今後、成し遂げたいこと
介護業界の人材不足は深刻です。人は集まらず、離職率は高い…。これを解消するためには、まず介護者の給与を上げること！浅野さんはそのためにも、障害福祉サービス等報酬を引き上げるべきだと話します。そしてそれには、行政とともに歩むことが必要だと。
6．浅野史郎さんの夢は？
重度訪問介護事業を広げ、誰もが地域で自分らしい暮らしを送れるようにすること、それが浅野さんの夢だと言います。他事業所や行政も巻き込みながら、浅野さんは土屋とともに障害者福祉にすべての情熱を注いでいきます。
＜浅野史郎さんってどんな人？＞
1．趣味はジョギングだけど
病気の後、もうジョギングはできないという浅野さん。でも懐かしそうに当時を思い起こします。走ることで思考がピュアになり、仕事に対して戦いモードになると。気分も落ち込まないし、アイデアもたくさん湧くそうです！
2．旧厚生省、宮城県知事時代の思い出
旧厚生省時代は、障害福祉課長になったことに尽きるという浅野さん。宮城県知事時代の思い出は、何をおいても選挙、選挙、選挙だそうです！苦戦をものともせず、勝ち抜いた浅野さんの選挙戦は、まさにドラマだったそう！
3．病気の前と後で変わったこと
浅野さんのかかった病気はATL(成人T細胞白血病)という、白血病の中でも一番治りにくい病気です。でも、そこが浅野さん。告知から30分後にはすでに戦闘モードに。余計なことは考えずに、病気と闘うことに集中することで、精神的に安定した闘病生活になったとのことです。
4．今までで一番、驚いた人は？
障害者運動のパイオニア的存在の小山内美智子さん。浅野さんは初対面からびっくりした模様。でも当時は考えもしなかったアイデアをもつ小山内さんの面白さ、賢さに惹かれ、ともに歩むことに。行政と障害者が同じ方向を向く最初の体験になったということです。
5．障害者との初めての出会いは？
旧厚生省に入って間もないころ、島田療育園で初めて重症心身障害児に会ったという浅野さん。その驚きと経験が、後々までいい方向に効いているとのことです。
6．尊敬する人は？
長崎で知的障害者の入所施設を営まれていた田島良昭さん。浅野さんにとって、30年来の盟友です。田島さんとの衝撃的な出会いと、ともに歩んだ日々。そしてなんと、田島さんがいなければ、宮城県知事選挙にも出ていなかったと言うのです。尊敬し合うお二人の奇跡のエピソードです。
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■会社概要
会社名 ：株式会社土屋
所在地 ：岡山県井原市井原町192-2 久安セントラルビル2F
代表取締役：高浜敏之
設立 ：2020年8月
事業内容 ：障害福祉サービス事業及び地域生活支援事業、
介護保険法に基づく居宅サービス事業、
講演会及び講習会等の企画・開催及び運営事業、研修事業、
訪問看護事業
