写真はイメージ/写真AC
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訓練の前提条件を設定できるようにする
毎年のように豪雨に伴う大規模水害の被害が発生していることから、風水害を想定した訓練を実施する企業が増えています。しかし、前提として、どのような被害や状況が想定されるかをイメージすることができなければ、適切な訓練シナリオを作ることはできません。近くに大きな河川があれば洪水被害などが想定されますが、大きな河川がなくても内水氾濫、あるいは停電などの被害を受けることも考えられます。従業員が自宅で被災したり、災害対応に当たる従業員が満足に参集できなかったりする可能性も否定できません。
今回のセミナーでは、実践的な訓練のシナリオ作りに役立つ被災想定や状況の設定に関する考え方を「水害対応訓練の企画検討シート」を手がかりとして多角的に学びます。
主な話題提供
・良い訓練、悪い訓練とは
・訓練対象とする水害の設定方法
・浸水による直接的な被害
・ライフラインやインフラへの影響
・リードタイムや判断のための情報
・訓練をさらに実践的なものにしたいときに考えたいこと
※「ZOOM」を使える人に限り参加可能です。定員は40人とさせていただきます。事前に視聴可能かどうかご確認の上、お申し込みください。
研修内容の詳細 : https://www.risktaisaku.com/articles/-/43593
開催概要
■日時:2021年1月26日(火)
16:00~18:00(事前映像の配信開始 15:30~)
■主催:リスク対策.com(株式会社新建新聞社)
■定員:40人
■参加費:8000円(税・資料代込み)
※15:30から事前映像配信を開始する予定です。
通信状況などをご確認ください。
【講師】
気象とコミュニケーションデザイン代表 渡邉俊幸氏(気象予報士)
2001年より愛知県旧西枇杷島町の防災担当として災害対策に従事。2005年に民間気象会社に移り、情報を伝える側として全国の自治体などに向けて防災気象情報を提供。その後、民間シンクタンクを経て、2013年よりオーストラリア・クイーンズランド大学院修士課程にて気象情報の利用に関する研究を進める。2014年から水害対策で世界の先端を行くオランダに拠点を移し、気象情報の利用や水害対策についてコンサルティングを行う気象とコミュニケーションデザインを設立。2017年から2018年にかけて、世界銀行の防災分野のシニアコンサルタントとしてエチオピア政府を対象としたプロジェクトにも参画。国際基督教大学卒業。1977年、愛知県生まれ。