「みんなのユニオン」は、不当な解雇、雇い止め、内定取り消し、セクハラに関して無料相談を行なっています。このたび、コロナによる緊急事態宣言により休業をし、緊急事態宣言中に解雇を通告された組合員のお悩みを解決しました。
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休業明けに解雇⁉SNSに溢れる悲痛な声
新型コロナウィルスによる緊急事態宣言は、4月7日(※この日時点だと7都府県のみ。4月16日に全国に拡大)から5月25日まで継続されました。
当初、緊急事態宣言は5月6日までの予定でしたが、コロナの猛威が引き続き危惧されたため、31日まで延長。しかし、緊急事態宣言の必要性がなくなったと認められたため、25日に解除となりました。
緊急事態宣言を受け、休業をする会社は続出。それに伴い、仕事がなくなり休業手当をもらいながら家で過ごす働く人も大勢いました。
その人たちは、また働ける日を夢見ていたのです。前と同じように、充実した仕事をできると信じて、じっと会社のため、世間のために耐えていたのです。
それなのに、やっと緊急事態宣言が解除され、また働けると思った矢先、待ち受けていたのはコロナによる業績悪化のための「解雇」でした。
SNSで、このような仕打ちを受けた人たちの声がよく見られます。
「緊急事態宣言解除後に解雇された」
「やっと働けると思ったら解雇された」
「休業中に電話で解雇を言い渡された」
突然の解雇に、戸惑いと悲しみが襲い掛かります。
そして、このたび当ユニオンに寄せられたお悩みも、休業している最中に解雇を通告されたというものでした。
コロナで仕事が休業!緊急事態宣言中に解雇
※プライバシー保護のため内容を一部変更しております。
接客業が主な仕事の会社に勤めるKさん(仮名)は、入社して10年目を迎えていました。
(お客様の喜ぶ顔を見るのが楽しいし、仕事もやりがいがあって充実してる!)
毎日、仕事に対して明るく前向きな気持ちで取り組んでいたKさんでしたが、コロナが流行し、猛威を振るい始めます。
日に日に増える新規感染者。ニュースではコロナに関するものばかり流れ、社内でもこのまま営業を続けられるのかと心配する声が上がり始めました。
(接客業だし、休業しそうだな……)
Kさんが不安に思ったことが、的中します。
緊急事態宣言が発令され、4月7日から5月6日まで休業となったのです。
多くの企業が休業となる中、Kさんは「これも仕方ないことだ」と諦めて受け入れ、来たる宣言解除日を待ち望みました。
しかし、収束が見えないコロナの脅威は、5月31日まで緊急事態宣言の延長という形で現れます。その結果、会社も31日まで休業を延長。
休業補償を受け取りながらの何もできない生活に、Kさんは嫌気がさしていました。
(早く働きたいのに……)
つまらない思いを抱いていたある日、会社から一本の電話がかかってきました。
「Kさん、解雇だから」
「え?」
「5月31日までは休業補償払うね。で、それとは別に1か月分給料払うから、31日付で解雇」
「り、理由は何ですか⁉」
「コロナの影響だよ。経営悪化。だから、分かってね」
一方的な解雇通告。Kさんは呆然とし、何も言えないまま電話は切られました。
「解雇」の二文字が頭の中を巡ります。しばらくして、Kさんは「解雇に同意していない」ことに気が付きます。
(解雇なんてされたくない! しかも、電話で一方的に言われて、はいさよならなんて、おかしい!)
気持ちを落ち着かせて、電話を受けてから2日後、Kさんは会社に電話をしました。
「私、解雇に同意していません。それに、こんな大事なことなんですから、書面で通知してください」
「同意も何も、解雇するしかないんだから。それに、Kさん、得意先からクレーム受けてたでしょ? それも解雇理由なんだからさ。受け入れてよ」
(得意先からのクレームのことなんて、2日前は言ってなかったのに……)
経営悪化だけでなく、いまになってクレームを受けたことも解雇理由に含んできた会社の対応に、不信感が募ったKさん。
(このままでは不当に解雇されてしまう!)
焦ったKさんは、インターネットで対処法を検索し、「みんなのユニオン」のサイトを見つけました。
解雇要件が満たされていない!ユニオンの指摘
Kさんは「みんなのユニオン」の専門家に相談をし、自身が受けた解雇に違法性があることを改めて認識しました。
その違法性とは、整理解雇の4要件が満たされていないことです。
経営悪化などの理由で従業員を解雇する場合、「整理解雇」となります。その整理解雇をするためには、以下の要件を満たしていなければ違法です。
①人員削減の必要性
②解雇を回避する努力が尽くされている
③解雇される者の選定が合理的
④事前に説明・協議を尽くされている
Kさんが相談した内容には、
・会社が求人をいまだにサイトに掲載していること
・役員報酬カットなどの話がないこと
がありました。
それを聞いたユニオンの専門家は、4要件のうち
①人員削減の必要性
②解雇を回避する努力が尽くされている
が満たされていないことを指摘。
Kさんは「やはり違法だった!」と再認識でき、この時点で少しホッとしました。
自身のもやもやした気持ちが間違いではなかったことを確認できるだけでも、心は軽くなります。
そして、その後、みんなのユニオンに団体交渉を依頼したKさんは、さらに心の重荷を軽くすることができたのです。
みんなのユニオンは、整理解雇の4要件が満たされていないことを会社に指摘し、何度かオンライン上で交渉を行いました。
約2か月の交渉の結果、Kさんは120万円の解決金を手にすることができました。
「会社に対する怒りはまだありますが、みんなのユニオンさんには本当に感謝しています!」
Kさんは、解決金を手にし新たなステップに踏み出すことができたのです。
憂鬱な気持ちは毒!無料相談で心身を健康にしよう!
コロナの影響で、休業をしていた会社は多いです。いまもなお、休業をしている会社もあるかもしれません。
働きたくても働けない。もどかしい気持ちを抱いているときに会社から「解雇」を言い渡されたら、絶望しますよね。
そのようなとき、相談できる窓口があることはとても心強いと思います。
みんなのユニオンの特徴は、
・組合費永年無料
・47都道府県どこからでも加入可能
・加入はオンラインでのご記入だけ(3分程度)
・脱退自由
・組合の手伝い義務など、あらゆる負担なし
というものです。
不当な解雇、雇い止め、内定取消、セクハラに関する無料相談を行なっているだけでなく、企業に職場環境改善のための無料通知書を送付する活動もしています。
不当な扱いを受け、憂鬱な気持ちになっている時間が勿体ないと思いませんか?時間は有限です。早く明るい気持ちになるために、まずはお気軽に無料相談してください!
専門家が、悩める働く人からのお電話をお待ちしております!
無料相談をする : https://uaas.jp/soudan
また、当ユニオンはYouTubeでも活動しています。
YouTubeでは、執行委員の岡野が、働く人のためになる法律を分かりやすく解説しているので、ぜひこちらもご覧ください!
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=fVEDf2mi5UQ
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https://www.youtube.com/watch?v=SfQiCLQp5Ac
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=21fCQ_1Fu9Q
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担当者:細谷