収録風景
*当院調べ
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/201341/LL_img_201341_1.jpg
収録風景
■開設の背景
1435床という日本一の病床数を有する当院には、さまざまな患者さんが入院しています。
病気と向き合う中で、誰もが多かれ少なかれ、不安やストレスを抱えています。ホスピタルラジオの開設は、不安や本音をラジオに投稿してもらうことで、共感の輪が広がり、投稿者とリスナー双方が前向きな気持ちで治療に臨めるようになってもらいたい、という意図でスタートしました。聴くと癒される、気晴らしになる、力が湧いてくる、そんな番組作りを目標にしています。
■英国発祥のホスピタルラジオ
ホスピタルラジオは、ラジオという媒体を介したボランティアベースの活動です。1926年に英国の病院で始まったとされ、同国では200以上の病院で実施されています。医師と患者さんをつなぐコミュニケーションツールとして、また患者さん同士のネットワークとして、それぞれ趣向を凝らした番組を放送しています。
英国を中心とした英語圏ではメジャーなホスピタルラジオですが、日本ではこれまで例がありません。当院が初の導入(*)となります。
*当院調べ
■ホスピタルラジオ「フジタイム」とは…
フジタイムは藤田医科大学病院内限定のインターネットラジオです。外来棟6階の応接室に簡易スタジオを設置し、病院内から情報を発信します。放送時間は1回につき40~60分程度を予定。入院患者さん個人のスマートフォンでQRコードからアクセスするだけで、24時間いつでも聴取が可能です。
※スマートフォン等をお持ちでない患者さんには、タブレット端末を貸与。
■ホスピタルラジオ「フジタイム」の番組内容
番組プログラムは、ドクター紹介や朗読コーナー、最新医療情報、院内イベントの様子などを用意し、2週間ごとに内容を更新します。初回は湯澤 由紀夫病院長のインタビューと毎月1回土曜日に開催している院内コンサートの様子を放送します。今後は、患者さんからの投稿やリクエストなども受け付けていきます。
■藤田学園の教職員がボランティアで運営
「フジタイム」は、パーソナリティからディレクター、ミキサーまで、藤田学園の職員がボランティアで運営します。全員が未経験のため、番組構成や発声法、機械操作の方法など、開局前から何度もミーティングやトレーニングを重ねました。
次年度からは藤田医科大学の学生の参加も予定しており、将来的には、地域住民にも参加を呼びかけ、幅広い年齢層に愛されるラジオ局をめざします。