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芸術家と耕す?遊ぶ?すごす?週末アートプロジェクト「ウィークエンド藝大食堂」始動



ウィークエンド藝大食堂ロゴ


耕すプロジェクト活動イメージ


耕すプロジェクト活動イメージ


藝大食堂外観

取手市が参加する取手アートプロジェクトは、2019年10月より東京藝術大学取手校地内「藝大食堂」を拠点に、あらたなアートプログラムをスタートします。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/195245/LL_img_195245_1.jpg

ウィークエンド藝大食堂ロゴ



■ウィークエンド藝大食堂

プログラムページ: https://toride-ap.gr.jp/location/weekend



今年で20周年を迎えた取手アートプロジェクトでは、まちなかを使ったフェスティバル型活動と通年型プログラムの実践を経て、茨城県取手市という「郊外」における文化芸術のあり方や役割を実践とともに考察し発信し続けています。

2017年には、東京藝術大学取手校地に《半農半芸》という理念を据えた「藝大食堂」をオープンし、芸術家や市民のつくること・生きることを支える場として、食の提供やプログラム企画運営を実践し始めました。

いよいよ今年度から、芸術家、市民、研究者、教育者などが好奇心で集う活動の舞台を「ウィークエンド藝大食堂」として、年間を通して3つのプログラムが動き出します。





■「ウィークエンド藝大食堂」3つのプログラム

1)耕すプロジェクト

《半農半芸》ディレクターおよび藝大食堂統括ディレクターを務める岩間賢を中心に取手校地の豊かな里山環境を活用し、動植物を育てながら、集う・遊ぶ・学ぶ、「アーツ・フィールド」を若い芸術家や市民とともにつくります。今年度は誰でも参加可能な「耕す人チーム」を結成し、定期的な活動を積み重ね、活動の歳時記づくりを始めます。



【活動予定】

・10月13日:(一般非公開)最初の鍬入れ

・11月24日:(キックオフイベント)ヤギを迎えてちょっと先の未来を思い浮かべる会

URL: https://toride-ap.gr.jp/location/?p=5469

・春:耕す

・その他月1回程度の定期活動



※《半農半芸》とは・・・

取手アートプロジェクトのコアプログラム。自然の要素を表現の軸に据えたアーティストたちとともに、生きることの根幹である衣食住の新しい価値を体を動かしながらつくる試みです。



2)すごし方研究室

多様な人が思い思いにすごす、消費的でない芸術文化の場のあり方を探る実験として、まず藝大食堂と取手校地で週末「すごしてみる」きっかけをつくり、発信します。「すごし方」は蓄積され、オープンアーカイブとなります。学生の展示に合わせて、カフェを開く「藝大ですごす日」。芸術家とあれこれ実験する「くらしの研究会」。様々なすごし方が試せる「すごす日Fes」も予定しています。



3)藝大ファクトリーラボ連携プログラム

東京藝術大学の専門工房群の研究・技術・設備を活用して様々なプロジェクトを行う藝大ファクトリーラボ。「藝大食堂」で行う一味違うものづくりプログラムです。

今年度は「紙からつくる大空凧プロジェクト」を実施します。

芸術家と一緒に楮(こうぞ)の加工から紙すき、凧づくりを経て凧あげ大会に出場します。

紙からつくる大空凧プロジェクト詳細 : https://toride-ap.gr.jp/location/?p=5480

藝大ファクトリーラボ公式ウェブサイト: https://geidai-factory.art/





■パートナー アーティスト・リサーチャー

○岩間賢 美術家 耕すプロジェクトディレクター

場と人との対話を生み、風土や自己を問い直す作品を多数制作。東京藝術大学美術学部後期博士課程終了後、文化庁芸術家在外研修員として中国にて創作研究を行う。近年では中国ビエンナーレ参加や、中房総国際芸術祭で「月出工舎」ディレクターを務めるなど、地方の地域づくりにも関わっている。東京藝術大学油画専攻博士課程修了。現在、愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻准教授。



○小沢剛 現代美術作家 東京藝術大学美術学部教授

1965年東京生まれ。東京藝術大学在学中から、風景の中に自作の地蔵を建立し、写真に収める《地蔵建立》を開始。93年から牛乳箱を用いた超小型移動式ギャラリー《なすび画廊》や《相談芸術》を始める。99年には日本美術史の名作を醤油でリメイクした《醤油画資料館》を制作。2001年より女性が野菜で出来た武器を持つポートレート写真のシリーズ《ベジタブル・ウェポン》を制作。ユーモアを交えた軽妙なスタイルで、環境や平和などのメッセージを、自由な発想で作品化する。



○安江健 茨城大学農学部教授

1964年大阪府生まれ。1994年北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。同年、茨城大学農学部に助手として採用され、2014年より同教授。専門分野は畜産学であり、特に家畜行動学・管理学を専門にしている。中でも放牧家畜の行動・管理学が学生時代からの専門で、近年はもっぱらヤギを研究対象としている。主な著書:動物の飼育管理(文永堂出版:2017)、ヒツジの科学(朝倉書店:2015)、ヤギの科学(朝倉書店:2014)、他





■取手アートプロジェクトについて

取手アートプロジェクト(TAP=Toride Art Project)は、1999年より市民と取手市、東京芸術大学の三者が共同でおこなっているアートプロジェクトです。

芸術によるまちづくりを進めている取手のまちをフィールドとして、アーティストの活動支援と、市民の芸術体験・創造活動の仕組みづくりにより、芸術表現を通じた新しい価値観の創造を目指して活動しています。





■藝大食堂Information

所在地 : 茨城県取手市小文間5000番(東京藝術大学取手校地福利施設内)

施設開館時間: 10:00-18:00

ランチ営業 : 11:30-14:00

カフェ・売店: 10:00-18:00

定休日 : 土日祝・大学の休校日

ウェブサイト: http://geidaishokudo.com/

※「藝大食堂」は、取手アートプロジェクトオフィスが東京藝術大学より委託を受けて活動しています。

※食堂は、一般の方もご利用いただけます。

※ウィークエンド藝大食堂プログラム実施日は特別営業します。

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