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サン・セバスティアン国際映画祭はスペイン最大の国際映画祭であり、毎年20万人以上の観客を動員する世界でも主要な映画祭です。ヨーロッパにおいて、カンヌ、ベルリン、ヴェネチアと並ぶ重要な映画祭に位置づけられています。67回目を迎える今年、日本からは是枝裕和監督の最新作『真実』や新海誠監督作品『天気の子』など話題作が正式出品されます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/193160/LL_img_193160_1.jpg
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『LE CHOCOLAT DE H』は、食をテーマにした映画を集めた「キュリナリーシネマ部門」で正式上映されます。美食の町として知られるサン・セバスティアンの特徴を活かし、上映後には映画のテーマに添ったディナーが開催される人気の部門です。
『LE CHOCOLAT DE H』の上映には、渡邉崇監督と出演者の辻口博啓シェフも参加し、上映後には、辻口シェフによる日本食材を使ったチョコレートのテイスティングを開催します。
また、並行して開催されるフィルムマーケットにも参加し映画の海外配給を目指します。
■映画祭公式HP
https://www.sansebastianfestival.com/in/
■キュリナリーシネマ部門紹介ページ
https://www.sansebastianfestival.com/2019/news/1/8110/in
■出品作品紹介ページ
https://www.sansebastianfestival.com/2019/sections_and_films/culinary_zinema_film_and_gastronomy/8/in
【映画『LE CHOCOLAT DE H 』(ル ショコラ ドゥ アッシュ)】
世界を舞台に活躍するショコラティエ、辻口博啓の素材探しから新作完成までに密着したドキュメンタリー。パリで開催される世界最大のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」に出展し、「C.C.C.(Club des Croqueurs de Chocolat)」の品評会で最高評価の「ゴールドタブレット」を5年連続受賞した辻口博啓。2018年の品評会にも出品を決めた彼は、日本の食文化である“発酵”とカカオの“発酵”のマリアージュを目指し、新作チョコレートの創作を開始する。
映画では、エクアドルでのカカオ探求から始まり、日本の発酵技術をテーマにした素材探しの旅に密着。辻口の創造の全過程を、ドローンや超ハイスピードカメラといった最新の撮影技術を駆使した映像で映し出していく。さらに石川の和菓子店・紅屋の跡取りとして生まれた辻口がパティシエの道を選んだきっかけを、再現ドラマやインタビューで紐解いていく。
【スタッフ】
監督 渡邉崇
エグゼクティブプロデューサー 石井至
プロデューサー 仲村政洋 丸山佳夫
撮影 長崎太資 石川寛(hue inc.) 斎藤領(acube inc.)
音声 丹野基
編集 高橋歩
音楽 加藤久貴
【キャスト】辻口博啓 坂井宏行 落合務 片岡護 横山歩 ほか
【日本公開】2019年1月25日
【製作】 テレビ朝日映像・スーパースイーツ
【上映時間】84分
公式サイト | https://chocolat-movie.com
ツイッター | https://twitter.com/2019Le
インスタグラム| https://www.instagram.com/2019lcdh
■辻口博啓 プロフィール
パティシエ、ショコラティエ。1967年、石川県七尾市生まれ。和菓子店の3代目として生まれ、高校卒業後、洋菓子職人を目指し上京。23歳のとき、当時最年少で『全国洋菓子技術コンクール』優勝。『クープ・ド・モンド』など洋菓子の世界大会にも日本代表として出場し、数々の優勝経験を誇っている。現在はモンサンクレール(東京・自由が丘)をはじめコンセプトの異なる13のブランドを展開。今もなおコンクールに挑戦しており、『サロン・デュ・ショコラ・パリ』で結果が発表されるショコラ品評会では、2013年~2018年の6年連続で最高評価を獲得している。スイーツを通した地域振興、後進の育成、企業とのコラボレーションやプロデュース、講演や著書出版など積極的に活動している。
(C)2019「LE CHOCOLAT DE H」製作委員会