3Dプリンタの課題と最新動向
2018年度会長 佐々木直哉
入場無料でどなたでもご参加いただけます。広報ご協力並びに当日取材をお願い申し上げます。
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3Dプリンタの課題と最新動向
◇開催日時 2018年4月19日(木)12時45分~15時15分 入場無料
◇会場 明治記念館(東京都港区元赤坂2-2-23)
◇講演内容
(1)12:50~13:20
『“ものづくり”を革新する3Dプリンティング技術の最新動向
~TRAFAMプロジェクトを通じて見えてきた重要性と課題~』
近畿大学 教授 京極 秀樹
3Dプリンティング技術の急速な進展により設計・製造統合化プラットフォームが構築され、“ものづくり”革新が起きています。本講演では、3Dプリンティング技術、特に金属積層造形技術の最新動向を紹介するとともに、技術研究組合次世代3D積層造形技術総合開発機構(TRAFAM)による国家プロジェクトを通じて見えてきた装置、金属粉末およびソフトウェア開発の重要性と課題について述べます。
(2)13:20~13:50
『デザイナブルゲルで実現する地方創生3Dイノベーション』
山形大学 教授 古川 英光
山形大学が開発した3Dゲルプリンターにより、高性能ゲル材料のデジタルファブリケーションが可能になります。これを地方における新研究拠点形成、新産業創生につなげる取り組みについて紹介します。
(3)13:50~14:20
『金属3Dプリンティングにより実現した新規高強度耐食合金』
日立金属株式会社 桑原 孝介
金属3Dプリンティングは機器設計や製品サプライチェーンを変革するとともに、新たな材料を創生しうる革新製造技術です。本講演では金属3Dプリンティングにおける局所溶融・凝固という特徴を活かして実現した、高強度と耐食性を兼ね持つハイエントロピー合金「HiPEACE」の開発事例を示します。
(4)14:20~14:50
『金属積層造形による革新的ものづくりと計測・分析技術の融合』
日本電子株式会社 眞部 弘宣
超スマート社会においては、ディジタルツイン手法と積層造形技術が融合し、開発スピードが加速すると予測されています。一方で、3Dプリンティングによるものづくりでは、従来から利用されている計測・分析データから品質を判断する事がより難しくなりつつあります。
金属造形装置の開発を経験し、分析機器メーカとして造形品の検証を進めた知見から、積層造形と分析技術が融合する将来像について発表します。
(5)14:50~15:15 『総合質疑』
詳細は本会Web参照>>> https://www.jsme.or.jp/event/sokai-sp2018/
【日本機械学会 最近の動向】
◆次期会長に佐々木 直哉(日立製作所)が内定
日本機械学会の2018年度(第96期)会長に、株式会社日立製作所 研究開発グループ 技師長の佐々木 直哉(ささき・なおや)の就任が内定しました。2018年4月19日に開催される2017年度(第95期)定時社員総会後に就任いたします。
【新会長の略歴】
東北大学大学院修了、1982年に株式会社日立製作所入社、2014年から研究開発グループ技師長、内閣府プログラムディレクター(SIP「革新的設計生産技術」担当)を兼務、現在に至る。
専門分野:数値流体力学、分子動力学
・2018年度会長 佐々木直哉
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◆絵画・デザインコンテスト作品募集中
夢の機械,未来の機械を絵や図面に描いてみよう!
一般社団法人日本機械学会は、子供たちの考える「夢の機械、未来の機械」を自由な発想で絵に描いてもらい、機械と機械工学に対する関心を呼び起こすことを目的にした絵画コンテストを2011年度より実施しており、今回で8回目を迎えます。
応募いただいた作品は、日本機械学会誌の表紙に掲載したり、「夢の機械、未来の機械」の実現の為に機械工学の専門家集団である当会が真剣に考える「未来マッププロジェクト」で取り上げる予定です。
表彰式は、2018年8月7日「機械の日」に開催の記念行事(会場:秋葉原UDX)にて実施予定です。
会員・会員外を問わず、たくさんの方々からのご応募をお待ちしております。
■応募テーマ 「夢の機械、未来の機械」
■応募資格 絵画コンテスト:幼児~中学生
■応募締切 2018年6月11日(月)必着
■作品送付先 〒160-0016 東京都新宿区信濃町35番地 信濃町煉瓦館5階
一般社団法人日本機械学会 絵画コンテスト係 電話(03)5360-3503
詳細は「機械の日」Webサイト( https://www.jsme.or.jp/kikainohi/ )をご覧下さい。