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お弁当箱デザインイメージ
コンセプトサービス概念図
サイトイメージ(1)
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/149429/LL_img_149429_1.jpg
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1. 背景
近年、キャンプや登山、トレイルランニングなど、雄大な自然を楽しむアウトドアスポーツやアクティビティを楽しむ人口が増えている一方、道迷いや迷子などの事故件数の増加といった人知を超えた結果を招くことがあり、有事の際の迅速な対応や意識啓蒙が課題となっています。
2. コンセプトサービスの内容
■概要
LifeLineLunchBox(ライフラインランチボックス)の提供
本プロダクトは、最先端のテクノロジーを活用したIoTデバイスを、生活者がランチをとる際に日常的に愛用している「弁当箱」と結びつけることで、より日常の生活に近い形で安全対策がとれるように開発しました。来訪者は、旅のお供としておいしい地場の食材をつかったお料理が入った本ランチボックスを携えるだけで、位置情報を外部に知らせることができ、安心、安全なアウトドアライフを楽しむことができます。
LifeLineLunchBox(ライフラインランチボックス)の利用方法
(1) 利用者が専用のWebサイトからライフラインランチボックスの利用を申し込む。
(2) 利用対象地域のお弁当屋さんが地場の食材を使ったお弁当を制作、配達。
(3) 利用者は弁当箱を持って山に入り、アクティビティを楽しむだけ。
(4) 弁当箱についた「ごちそうさまボタン」を押して制作者に気持ちを送信。
(5) 万が一の道迷いなどの際にはHELPボタンを押して自分の位置を外部に連絡。
■コンセプトサービスの実現を可能にする技術
本プロダクトは、博報堂アイ・スタジオが提供する位置情報可視化サービス「TREK TRACK」、とソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社が提供するLPWA方式の無線システム、ソラコムが提供するデータ収集・蓄積サービス「SORACOM Harvest」、を組み合わせることで実現します。最近話題の免許不要の周波数を使うLPWA(Low Power Wide Area)ネットワーク技術の中でも特に高い伝送性能を誇るソニーセミコンダクタソリューションズが提供するLPWAシステムは、見通し距離100km以上でのデータ受信を可能にするもので、商用化をめざして実証実験中のコンセプトサービスになります。
また、本プロダクトのテクノロジーは山岳地帯だけでなく、地上、水上の様々なスポーツに応用が可能です。ライフラインランチボックスは、コミュニティーを一つにし、テクノロジーと安心をもたらす事を目的に今まで手間のかかっていた安全対策を、昼食をとるというシンプルな方法で実現します。
【ランチボックス体験イベント】
期間 :2018年2月19日~2018年2月21日
実施エリア:かぐらスキー場(新潟県南魚沼郡)
所在地 :〒949-6211 新潟県南魚沼郡湯沢町三俣742
貸出場所 :かぐらスキー場 スノーマンレストラン内
利用料 :無料(レンタル台数限り)
※本期間中、イベントブースを設け「TREK TRACK」デバイスの貸し出しも実施します。
位置情報取得エリア:新潟県南魚沼郡湯沢町、群馬県谷川岳連峰
※地形により電波が届かない場所があります
【サービスURL】 https://lifelinelunchbox.com
3. 各社の役割
博報堂アイ・スタジオ
・アウトドアデジタルプラットフォーム「TREK TRACK Basecamp」の提供
・企画及び全体クリエイティブ監修・制作
ソラコム
・クラウドプラットフォーム「SORACOM Harvest」の提供
4. 今後の取り組み
(1)法人向け(B2B)新規事業「TREK TRACK Basecamp」展開
2018年冬山でのトライアルを皮切りに、博報堂アイ・スタジオは、コンシューマー向けに展開しているTREK TRACKを法人向け(B2B)にもマルチプラットフォームとして構築し、他社が提供するソリューションと組み合わせることで、アウトドア分野にとらわれず、さまざまな分野において新しい価値を提供してまいります。
(2)SXSW(サウスバイ・サウスウエスト)2018 TradeShowに出展
3月11日から米国テキサス州オースティンで開催されるテクノロジーとアートが融合したイベント「SXSW(サウスバイ・サウスウエスト)」に出展いたします。本イベント出展を通じ、アウトドアアクティビティを愛する世界中の方々に対して、IoTを活用した新しい体験を提示し、世界中の方からいただくフィードバックを反映させることで、さらなるサービス拡充を目指してまいります。
【SXSW(サウスバイ・サウスウエスト)2018 TradeShow】
期間:2018年3月11日~2018年3月14日
場所:米国テキサス州オースティンSXSW TradeShow会場内 博報堂アイ・スタジオブース
展示:LifeLineLunchBox弁当箱、他
■ソニーセミコンダクタソリューションズのLPWAシステムについて
http://www.sony-semicon.co.jp/products_ja/lpwa/ をご参照ください
■SORACOM Harvestについて
「SORACOM Harvest」は、IoTデバイスからのデータを収集、蓄積するサービスです。
センサーデータや位置情報等を、別途サーバーやストレージを準備することなく容易にクラウド上の「SORACOM」プラットフォームに蓄積することができます。
保存されたデータには受信時刻やSIMのIDが自動的に付与され、「SORACOM」のユーザーコンソール内で、グラフ化して閲覧したり、APIを通じて取得したりすることができます。
ウェブサイト: https://soracom.jp/services/harvest/
■ソラコムについて
株式会社ソラコムは、IoT 通信プラットフォーム「SORACOM」を提供しています。
「SORACOM」は、セルラーやLPWA(LoRaWAN、Sigfox)を1回線からリーズナブルに提供。データ通信に加え、通信の一括操作・管理が可能なWebコンソールやAPI、クラウド連携やデバイス管理、閉域網接続などのサービスでお客様の迅速なIoTシステム活用を支援します。
ウェブサイト:https://soracom.jp/
■博報堂アイ・スタジオについて
株式会社博報堂アイ・スタジオは、クライアント企業のWebサイト、プロモーションサイト、キャンペーンサイトの企画制作とそのコンサルティング、それに伴うシステム開発、公開後のPDCAマネジメントから多言語対応まで、一貫したトータルサポートを高クオリティでご提供しています。さらに、中国やASEAN諸国のクライアント企業へのサポートも同様に行っています。
また、近年普及がめざましいスマートデバイス向けのサービス開発やアプリ制作をはじめ、ネット動画マーケティング、SNS、O2O、クラウドサービスといった領域でのソリューション提供にも積極的に取り組んでいます。
━━ 会社概要 ━━
【社名】 株式会社博報堂アイ・スタジオ
【所在地】 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1丁目10番地1号 有楽町ビルヂング5階
【URL】 http://www.i-studio.co.jp/
【広報Fb】 https://www.facebook.com/hakuhodoistudio.pr
【代表者】 代表取締役社長 平林 誠一
【設立年月】2000年6月
【資本金】 2億6,000万円
【事業内容】インタラクティブ・クリエイティブ業務、
システム開発業務、CRM業務