エクイニクスの日本のデータセンター(TY5)
<インターコネクション>
http://www.equinix.co.jp/services/interconnection-connectivity/
<データセンターサービス>
http://www.equinix.co.jp/company/about-equinix/overview/
<エクイニクス>
http://www.equinix.co.jp/
<5番目のIBX(R)データセンター(TY5)>
http://www.equinix.co.jp/locations/japan-colocation/tokyo-data-centers
■発表のハイライト
・LEED(Leadership in Energy and Environmental Design)は、2000年3月より米国グリーンビルディング審議会(USGBC)によって運営される国際的に評価されたグリーンビルディング認定システムです。
<LEED(Leadership in Energy and Environmental Design)>
http://www.usgbc.org/DisplayPage.aspx?CategoryID=19
・International Business Exchange(TM)(IBX(R))データセンター TY5は今年3月に約43億円(4,300万USドル)を投資して開設され、Platform Equinix(TM)を通じソフトバンク、PCCWグローバル、BT、AT&Tをはじめとする1,400以上の国内外通信業者へのアクセスを提供し、国内および多国籍企業の日本市場への参入/拡大を支援しています。(TY5の建設を発表した、2014年11月当時の換算レート:100円にて算出)
・今回の認証にあたり特に評価を受けた点、および環境配慮事項
○立地選定と敷地の利用
TY5は利便性とネットワーク密度の観点から、電車等の公共交通機関の発達した東京都江東区を選定して建設しています。発達した公共交通機関があることは車の利用削減、およびCO2排出量の削減につながり、LEEDにおける「持続可能な敷地」分野で高い評価が得られる結果となりました。
○電力の効率的利用
TY5では高効率機器、および国際エネルギースタープログラム(*1)認証品を積極的に採用することで消費電力を削減する取り組みを行っています。加えて、設計段階から建築、および運用段階に至るまで、第三者機関によるエネルギー効率の検証を実施することで消費電力の削減を実現しており、LEEDにおける「エネルギー・大気」分野において高い評価が得られています。
○材料と資源
TY5は廃棄物を適切に管理して建設しています。また、運用段階においても再生ごみ回収に配慮し、廃棄物を削減する計画です。建築材料の約40%は輸送距離の少ない製品を採用し、輸送エネルギー削減により環境負荷を低減しており、これらの取り組みがLEEDにおける「資材・資源」分野で高く評価されています。
○室内環境
施工段階での徹底した空気質管理と、低放散材料の採用により、居住者、および施設利用者の健康と快適性に配慮しています。また、照明制御を採用して快適性向上を図るなど、LEEDにおける「室内環境品質」を高める結果となっています。
・LEEDでは敷地利用(Sustainable Sites(SS))、水の利用(Water Efficiency(WE))、エネルギーと大気(Energy & Atmosphere (EA))、材料と資源(Material & Resources(MR))、室内環境(Indoor Environmental Quality(IEQ)、革新性(Innovation in Design(ID))、地域別重みづけ(Regional Priority(RP))の7つのカテゴリーについて審査し、各カテゴリー下の必須評価項目(Prerequisite)を達成したうえで、加点評価項目(credit)における合計得点により、標準認証、シルバー、ゴールド、プラチナの4つにランク分けされます。LEEDの評価内容は、省エネルギーだけでなく、水効率、CO2排出量削減など多岐にわたっています。
・エクイニクスの日本のデータセンターでは、2014年のTY4に引き続き2か所目のLEED ゴールド認証となります。エクイニクスのアジア・パシフィック地域においてもすでにシドニー(SY3)と香港(HK2)等が認証を受けています。
<シドニー>
http://www.equinix.co.jp/locations/australia-colocation/sydney-data-centers
<香港>
http://www.equinix.co.jp/locations/hong-kong-colocation/hong-kong-data-center
(*1)「国際エネルギースタープログラム」は、世界9カ国・地域で実施されているオフィス機器の国際的省エネルギー制度です。製品の稼働、スリープ、オフ時の消費電力などについて、省エネ性能の優れた上位25%の製品が適合となるように基準が設定され、この基準を満たす製品に「国際エネルギースターロゴ」の使用が認められています。
■コメント
・エクイニクス・ジャパン 代表取締役 古田 敬のコメント:
「TY4に引き続きTY5がLEEDの認証を取得したことで、エクイニクスがグローバルスタンダードに基づくデータセンターを提供し続けていることが証明できました。これにより海外の企業ユーザーが日本でビジネスを拡張する際はもちろん、日本のユーザーが海外ビジネスを拡張していく際のパートナーとして、エクイニクスをさらに信頼していただけると考えています。今後も環境に配慮したエネルギー効率の高いデータセンターを運営し、お客さまのビジネスの成功に役立つ最新のソリューションをお届けしていきます」
■関連リンク
・エクイニクスの環境に関する取り組みについての詳細(日本語)
http://www.equinix.co.jp/why-equinix/green-by-design/
・エクイニクスのグリーンデータセンターにおける継続した取り組み(英語)[ブログ]
http://blog.equinix.com/2014/04/equinix-continues-to-progress-on-green-data-center-initiatives/
・エクイニクス、約43億円を投資した国内新データセンターの運用を開始[プレスリリース]
http://www.equinix.co.jp/newsroom/press-releases/pr//?prId=123449
■エクイニクスについて
Equinix, Inc.(NASDAQ:EQIX)は、世界で最もネットワーク密度の高いデータセンターにおいて、顧客企業、ならびにパートナー企業との間で、相互接続できる環境を提供しております。現在、アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋における世界40都市において、世界の様々な企業にエクイニクスのインターコネクションプラットフォームをご利用いただいています。2016年3月にTY5を新設し、現在では日本国内で東京都内10カ所、大阪市内に2カ所のIBXデータセンターを運営しています。詳細は、 http://www.equinix.co.jp/ をご覧ください。
■将来の見通しに関する記述について
本ニュース・リリースには、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれております。こうした将来の見通しに関する記述において言及されている予測と実際にもたらされる結果との間には、大幅な相違が生じる場合があります。そのような相違を生じさせる要因としては、IBXセンターの取得、運営および建設上の問題、Equinixのサービスに関する開発、設置、および提供上の問題、既に買収しており、または今後買収する予定の企業との統合に関連して発生する想定外の費用または問題、新たに開設ないし取得したデータセンターにおける顧客からの収益の大幅な欠如、適宜計画される資金調達の未完遂、既存の競合先ないし新規競合先との競争、キャッシュ・フロー余力の十分性あるいは未払負債ないし新規の負債を返済するための資金調達能力、主要顧客とのビジネスにおける損失あるいは減退、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に適宜提出する資料に記載されているその他のリスクが含まれますが、これらに限定されません。詳細については、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に提出した直近の四半期報告書および年次報告書をご参照ください(ご要望に応じ、Equinix, Inc.より入手可能です)。エクイニクスは、このニュース・リリースに含まれる将来の見通しに関する情報を更新するいかなる義務も負いません。
EquinixおよびIBXは、Equinix, Inc.の登録商標です。Platform EquinixおよびInternational Business Exchangeは、Equinix, Inc.の商標です。