- HAKUTOの月面探査ロボット(ローバー)PFM3 -
- 鳥取砂丘 -
Google Lunar XPRIZEのミッションは、2017年末までに民間開発のロボット探査機を月面に着陸させ、月面を500m以上移動し、月面の高解像度の動画や静止画を地球に送信することです。HAKUTOは、Google Lunar XPRIZEに挑戦するプロジェクト「au×HAKUTO MOON CHALLENGE」において、これまで開発してきた月面探査ロボット(ローバー)の改善を重ね、月面探査を成し遂げるためのフライトモデルの開発を進めています。
鳥取県は、HAKUTOが2016年9月頃に行う鳥取砂丘でのローバーのフィールド走行試験を応援します。HAKUTOは、ローバーを鳥取砂丘の砂地で走行させ、ローバーの走行性能・通信性能・カメラ性能などの技術検証と、ローバーから送信される映像や画像だけでローバーを遠隔操作するための操縦検証を行います。鳥取砂丘は、乾燥した砂地で起伏が月面に似ており、目印となる人工物のない月面での操作状況を再現するのに適切だと考えています。ローバーのフィールド走行試験は、鳥取砂丘の西側エリアでの実施を想定しています。
また、HAKUTOは鳥取県の産業人材の育成および地域の未来を担うこどもたちの教育を応援し、鳥取県と相互に協力していきます。
- HAKUTOの月面探査ロボット(ローバー)PFM3 -
https://www.atpress.ne.jp/releases/102375/img_102375_1.jpg
- 鳥取砂丘 -
https://www.atpress.ne.jp/releases/102375/img_102375_2.jpg
【HAKUTOについて】 http://team-hakuto.jp/
HAKUTOは、株式会社ispaceが運営する、日本で唯一Google Lunar XPRIZEに参加するチームです。ベンチャー、大学、そしてプロボノと、様々なバックグラウンドをもった人材が集まり、それぞれの特技を生かし合って月面探査ロボット(ローバー)を開発し、Google Lunar XPRIZEに挑戦するプロジェクト「au×HAKUTO MOON CHALLENGE」で世界初の民間月面探査を目指しています。2015年1月には、月面ミッションを達成できる能力のローバーを開発したその技術力が評価され、Google Lunar XPRIZE中間賞のモビリティ部門を受賞しています。
【Google Lunar XPRIZEについて】 http://lunar.xprize.org
Googleがスポンサーとなり、XPRIZE財団によって運営される、民間組織による月面無人探査を競う総額3,000万ドルの国際賞金レースです。本レースは、民間宇宙開発を加速させ、宇宙産業の拡大、市場への投資を促進し、中長期的に繰り返し月面にロボットを送り込めるビジネスの育成をすることを目的として開催されています。ミッションは、月面に純民間開発のロボット探査機を着陸させ、着陸地点から500m以上走行し、指定された高解像度の動画や静止画データを地球に送信すること。1位のチームには賞金2,000万ドル、2位のチームには賞金500万ドルが与えられます。現在、世界各国から16チームが参加しています。