
東京都小金井市のスポーツクラブ「メガロス武蔵小金井」のプールで28日、学童保育の体験教室中に溺れて救急搬送された同市内の小学1年の男子児童(6)について、警視庁小金井署は29日、死亡が確認されたと明らかにした。警視庁は、業務上過失致死の疑いもあるとみて現場にいたスポーツクラブの従業員や学童の関係者から事情を聴く。
警視庁によると、男子児童は28日午前10時半ごろプールに入って間もなく溺れ、意識不明の重体で病院に搬送されたが、同日午後10時過ぎに死亡が確認された。
男子児童の身長は約113センチで、溺れているのが見つかった場所の水深は約120センチだった。プール内には一部に足が着くように調整台が置かれていたが、溺れた場所にはなかった。
体験教室には約20人の小学生が参加した。プール内にはスポーツクラブの従業員が1人おり、プールサイドには学童のアルバイトの引率者が1人いた。他に学童の職員2人がプールを訪れていた。【朝比奈由佳】