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「7日5日の予言」気象庁が地震との関連を強く否定 「全くの偶然」


 5日朝に鹿児島県十島村で起きた震度5強の地震に関し、気象庁は「7月5日に日本で大災害が起きる」という予言との関連性を否定した。地震の発生を受けて5日に記者会見した地震津波監視課の海老田綾貴課長は関連性を問われ、「全くの偶然だ。予言に科学的根拠はない」と強調した。

 予言は漫画をきっかけとして交流サイト(SNS)を中心に広がり、香港から日本への航空便が休止や減便となるなど影響が出ている。

 気象庁によると、日本では震度1以上を観測する地震が年間2000回程度発生している。最大震度7を2回観測した熊本地震が起きた2016年には、年間6500回を超える地震があった。

 気象庁は記者会見でこうしたデータを紹介し、日本は世界有数の地震国だと指摘。「予言を言っているとたまたま当たることはあるが、問題は(予言と地震に)因果関係があるかどうかだ。因果関係はない」と明言した。

 その上で「現在の科学的知見では日時、場所、規模を特定した地震予知は困難だ。科学的知見に基づく、最新の情報に接してほしい」と述べた。

 鹿児島県のトカラ列島近海では6月21日以降に地震が頻発し、7月5日午前7時までに震度1以上を観測した地震は1300回を超えた。【高橋由衣】

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