
参政党は30日、日本維新の会を離党した梅村みずほ参院議員を、参院選比例代表で擁立すると発表した。参政党は所属国会議員が5人となり、直近の国政選挙での得票率2%以上とともに、国政政党としての2要件を満たすことになった。
参政党の神谷宗幣代表はこれまで、日本記者クラブが2要件のうち「国会議員5人以上」を満たしていないことを理由に、7月2日の参院選公開討論会に呼ばないと通達したことに反発していた。
日本記者クラブは改めて、討論会参加の可否を判断する方針。
梅村氏は維新の公認候補として、2019年参院選で初当選。25年4月に維新の公認候補を決める「党内予備選」で敗れ、その後離党した。【安部志帆子】