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フジテレビ・日枝取締役が退任へ HDも 「院政」に批判


元タレント中居正広氏のトラブルを契機に、フジテレビとその親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)の経営陣刷新を求める声が高まり、日枝久取締役相談役が退任することとなった。中居氏をめぐるトラブルが週刊誌で明るみに出て以来、フジの対応は後手に回り、適切な対処ができないことが批判されていた。さらに、記者会見での説明不足により、広告主からのCM出稿が停止される事態に発展。このような状況を受け、フジは第三者委員会を設置し問題を調査。報告書が提出される3月末をめどに役員体制を見直し、信頼回復に努めることとなっている。

 元タレントの中居正広氏による女性とのトラブルに端を発するフジテレビの問題で、フジと親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)の日枝久・取締役相談役(87)が27日、フジとフジHDの取締役を退任することが発表された。日枝氏はフジで「院政」を敷いているとされ、信頼回復に向けて日枝氏を含む経営陣の刷新を求める声が社内外で高まっていた。

 フジは、昨年12月に中居氏を巡るトラブルが週刊誌で報じられて以来、対応が後手に回り、1月17日に開いた記者会見で不十分な説明を繰り返すなどして、強い批判や大量のCM出稿停止を招いた。1月27日に「やり直し」の会見を開き、港浩一前社長と嘉納修治前会長が辞任しても、スポンサーは離れたままで厳しい経営状況が続いている。

 フジは、問題の調査・検証のために第三者委員会を1月23日に設置。3月末をめどに出される報告書を受けて役員体制を見直すとしており、取締役の座に40年以上いる実力者・日枝氏の進退が焦点になっていた。【井上知大、諸隈美紗稀】

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