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米軍がイエメンのフーシ派を空爆 トランプ氏「地獄が降り注ぐ」


米軍は紅海でイエメンの武装組織フーシ派の拠点を空爆、トランプ大統領はフーシ派の船舶攻撃が続くなら「地獄が降り注ぐ」と警告した。これは第2次トランプ政権下で初の攻撃。攻撃は航行の自由確保を目的とし、防空システムも標的に。フーシ派は民間人9人の死亡を報告。大統領は「目的達成まで圧倒的殺傷力行使」を宣言し、イランへの支援中止も求める。この状況はフーシ派がイスラム組織ハマスに連帯し船舶攻撃を繰り返していた背景がある。

 米軍は15日、紅海などで船舶への攻撃を繰り返してきたイエメンの親イラン武装組織フーシ派の拠点を空爆した。トランプ米大統領は自身のSNS(ネット交流サービス)で、フーシ派が船舶への攻撃をやめなければ「地獄が降り注ぐだろう」と投稿し、後ろ盾のイランに対しても「即座にフーシ派の支援をやめなければならない」と警告した。

 AP通信などによると、第2次トランプ政権が1月に発足して以降、米軍がフーシ派を攻撃したのは初めて。イエメンの首都サヌアでは15日、空港付近などで激しい爆発が起きたという。フーシ派は民間人少なくとも9人が死亡したとしている。

 トランプ氏はSNSで、「航行の自由」を確保するためにフーシ派の基地や指導者、防空システムを標的に攻撃を行っていると明らかにし、「米国の船舶への攻撃は看過できない。目的を達成するまで圧倒的な殺傷力を行使する」と強調した。フーシ派の抑止をはかるとともに、核開発疑惑を巡る交渉に応じるよう求めているイランに対しても圧力をかける狙いがあるとみられる。

 フーシ派はパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスに連帯する形で、近海を航行する船舶に100回以上、ミサイル攻撃などを繰り返してきた。今年1月にガザ地区の一時停戦が始まったため攻撃を取りやめたが、イスラエルがガザを封鎖して支援物資の搬入を差し止めたことから、今月11日に攻撃再開を宣言していた。【カイロ金子淳】

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