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バイデン氏の記憶力「著しく低下」 機密持ちだし疑惑捜査の検察官


 バイデン米大統領の機密文書持ち出し疑惑を捜査していたハー特別検察官の報告書は8日、任意聴取の際に「バイデン氏の記憶力は著しく低下しているようだった」と指摘した。バイデン氏は8日夜、記者団に「私の記憶力は良好だ」と強調。だが、その直後に中東情勢に関連してエジプトを「メキシコ」と言い間違え、高齢不安が逆に浮き彫りになった。

 報告書によると、バイデン氏は2023年10月の聴取の際、副大統領の在任時期(09~17年)を思い出せず、「09年、私はまだ副大統領だったか?」などと発言。長男ボー氏が亡くなった時期(15年)も思い出せなかった。バイデン氏と同様にアフガニスタン戦争での米軍増派に慎重だったアイケンベリー駐アフガン大使(当時)について「大きく意見が違っていた」とも述べた。

 バイデン氏は8日夜に演説し「私の記憶に関する報告書の文言が注目されているようだ。息子が亡くなった時期を覚えていないとの記述まであった。よくもそんなことを取り上げたものだ」と不快感を表明。記者団が「多くの米国民が年齢に懸念を抱いている」と指摘すると、「それはあなたの判断だ」と強く言い返す場面もあった。

 81歳のバイデン氏は11月の大統領選での再選を目指しているが、高齢問題が度々取り沙汰されている。今週も、21年の主要7カ国首脳会議に参加した独仏首脳に言及した際に故人の「ミッテラン仏大統領」「コール独首相」と言い間違えた。【ワシントン秋山信一】

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