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「食物繊維とれるスイーツ」札幌の病院が開発 ローソンとコラボ


 札幌市の市立札幌病院は、コンビニエンスストアのローソンを展開する「ローソン北海道カンパニー」と共同開発したスイーツ2品を販売する。健康に暮らすことを目指した「さっぽろウエルネスプロジェクト」の一環で、おおよそ1食分の食物繊維を摂取することが可能。担当者は「おいしさに健康の付加価値を付けた商品開発を心がけた」と説明している。

 販売する商品は「食物繊維が摂(と)れる スイートポテト」(270円)と「食物繊維が摂れる みたらし団子~山わさび入り~」(216円)。今月27日から3月末の間、道内のローソン702店舗で販売する。院内に店舗を開いたローソンが病院側に「市民に健康を届けられる商品を開発したい」と声をかけ、共同開発が実現した。

 市立札幌病院によると、食物繊維は腸内環境を整え、生活習慣病予防などの効果が期待できるという。しかし、2022年の市健康栄養調査で、市民の食物繊維摂取量は男性が6割、女性が5割も目標値より少ないことが判明。このため、食物繊維に特化した商品開発を行った。

 スイートポテトにはムラサキイモを使用。食感の違うダイス型のサツマイモを混ぜ込み、下にカスタードクリームを入れた。みたらし団子は道産の山わさびを使用。甘みと塩味と辛みがマッチした癖になる味わいに仕上がっているという。1日当たりの食物繊維の摂取目標値は男性21グラム、女性18グラム。スイートポテトは1個当たり5・4グラム、みたらし団子は同5・1グラムが摂取できる。

 売り上げなどによっては第2弾、第3弾の共同開発の可能性もあるといい、担当者は「食物繊維が気軽にとれる商品」とPRしている。【高山純二】

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