関東甲信地方で6日朝にかけて大雪の恐れがあるとの予報を受け、高速道路で5日正午から「予防的通行止め」が始まるなど、交通への影響が出ている。
首都高速道路では午前11時半から中央環状線大井ジャンクション(JCT)―熊野町JCT間などで通行止めが始まった。
東日本高速道路も正午から、事故や渋滞を防ぐための「予防的通行止め」を圏央道や横浜新道など5路線で開始。順次、対象を広げる。中日本高速道路も東名道の東京インターチェンジ(IC)―清水JCT間などで通行止めを始めた。
JR東日本は、東京都内と長野県や山梨県を結ぶ特急かいじ、特急あずさは、大雪に備えて上下15本の運休を決めた。
全日空と日本航空は午前11時時点で、羽田空港を発着する計76便の欠航を決めている。【金志尚】