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大谷翔平、日々の微修正で6月絶好調 監督指摘で?回しすぎないハーフスイング取り入れ適時V打


ホワイトソックス対ドジャース 4回表ドジャース2死一、三塁、右前適時打を放つ大谷(撮影・横山健太)

<ホワイトソックス3-4ドジャース>◇25日(日本時間26日)◇ギャランティードレートフィールド

【シカゴ(米イリノイ州)25日(日本時間26日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(29)が異次元のゾーンに入った。「1番DH」でホワイトソックス戦に出場し、4打数2安打2打点。1回に6月10発目となる24号先頭打者アーチを放つと、4回には右前適時打で決勝点を奪い、3連勝に貢献した。9試合連続打点は球団では5人目で、1955年以来69年ぶりの快挙となった。チームは前半81試合を終え、貯金19でナ・リーグ西地区を独走。大谷が、その原動力となっている。

    ◇    ◇    ◇

162試合の長丁場で、大谷は必要に応じて工夫を加えている。バッターボックスに入る前に必ず行うスイングをやや変更。これまでは振り切っていたが、ここ最近はハーフスイングでピタッと止める。17~20日に行われたロッキーズ4連戦の途中から取り入れているようで、ベイツ打撃コーチによると「インサイドアウトのスイングを意識している」という。

4回2死一、三塁、大谷は右前に決勝適時打を放った。「甘い球ではなかったですけど、しっかりといい結果に結びつくヒットだったと思います」。捉えたのは2球目、内角に外れたカットボール。体の内側からバットを出すインサイドアウトではなくアウトサイドインであれば、確実にファウルになるコースだった。

今月16日、ロバーツ監督は大谷の打撃について「少し体を回転させすぎている」と話していた。同監督は「あまり指摘し過ぎるのもよくない」と直接伝えてはいないようだが、数日後から大谷は体を回しすぎないハーフスイングを取り入れた。それ以前に、ホームベースと三塁線上にバットを置き、立ち位置を安定させる新ルーティンも導入した。「打つべき球をしっかりまず打てているので、それが一番いいかなと思います」。6月の絶好調は、ルーティンの変化と日々の微修正が要因でもある。【MLB担当=斎藤庸裕】

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