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バイデン米大統領「攻撃を続けるなら反撃する」 イランに強く警告


 バイデン米大統領は25日の記者会見で、無人航空機(ドローン)などによる攻撃がイラクとシリアの駐留米軍の拠点に向けて相次いでいることを受け、「イランが攻撃を続けるならば、我々は反撃する。イランは覚悟すべきだ」と強く警告した。イスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘に関連し、バイデン政権は、イランが後ろ盾となる武装組織がイスラエル支持の米国を標的にしているとみている。

 バイデン氏は、イラクやシリアの米軍について「過激派組織『イスラム国』(IS)を掃討し、再び力をつけることがないように派遣している。イスラエルとは全く関係ない」と強調した。米国防総省によると、24日までの1週間にドローンやロケット弾による米軍拠点への攻撃がイラクで10回、シリアで3回あったという。

 ハマスとイスラエルの戦闘では、バイデン政権はハマスを支援してきたイランの動きに神経をとがらせている。イスラエルが、ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザ地区への地上侵攻に踏み切れば、親イラン武装組織の活動も活発化する可能性が高い。そのため、米軍は防空ミサイル部隊の中東地域への展開を急ぐなど警戒を強めている。

 また、バイデン氏は会見で、ハマスとイスラエルの戦闘後は、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」案を追求する考えを強調した。パレスチナ自治区ヨルダン川西岸でイスラエル人の「過激な入植者」がパレスチナ人を攻撃していることに懸念も表明。「争いの火にガソリンを注いでいる。彼らは責任を負わなければならない。今すぐやめるべきだ」と訴えた。【ワシントン鈴木一生】

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