大阪府警に迷惑電話2300回超 容疑の男性逮捕「嫌いでかけた」

　大阪府警本部に繰り返し迷惑電話をかけたとして、府警は22日、自称派遣社員の男性（48）＝京都市＝を偽計業務妨害の疑いで逮捕した。8月に計約2300回の電話をかけたとされる。男性は「大阪府警が嫌いで何度も電話をかけたが、業務を妨害したつもりはない」と容疑を否認しているという。

　逮捕容疑は8月2～28日、携帯電話から府警本部の代表電話に「バーカ、死ね、殺したんぞお前ら」などと計2342回電話をかけ、警察官の業務を妨害したとされる。

　捜査1課によると、男性は最大で1日523回、電話をかけていた。携帯電話の番号から男性が浮上した。同課は責任能力の有無を調べている。【郡悠介、洪玟香】