18年ぶりのセ・リーグ優勝を果たしたプロ野球・阪神タイガースのロゴなどを表面にプリントしたナシ「阪神タイガース優勝まちがい梨」が販売されている。優勝を期待して例年この時期に売り出されているが、阪神は破竹の11連勝で14日に優勝を決めた。生産した梨農家の板持浩二さん（60）＝島根県安来市＝は阪神ファン歴約40年で、「優勝が非常に早くて焦ったけど、うれしい誤算だった」と話している。
まちがい梨は、表面に食べても害のないイカスミインクを使いタイガースのロゴや「優勝まちがい梨」の文字がプリントされている。六甲おろしを流して育てられ「猛虎魂を注入した」というこだわりぶりだ。
想定以上に優勝が早かったことから、「日本一まちがい梨」の文字をプリントしたナシも急きょ用意。今後、販売するナシのセットに組み込む予定という。
板持さんは「ファンの皆さんによろこんでもらい、安来のおいしいナシを味わってもらいたい」と話していた。プリント入りのナシ3個と無地のナシ1個を「阪神甲子園球場ケース」に入れたセットが4000円（送料別）。問い合わせは、板持さん（090・2290・4841）まで。インターネットでも注文を受け付ける。【目野創】
