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プーチン氏、プリゴジン氏の遺族に「哀悼の意」 死亡を事実上認める


 ロシアのプーチン大統領は24日、自家用ジェット機の墜落で死亡したとみられるロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者、エフゲニー・プリゴジン氏(62)に言及し、「犠牲者の家族に哀悼の意を示したい」と語った。ロイター通信などが伝えた。プリゴジン氏が死亡したことをプーチン氏が事実上認めた形だ。

 23日に墜落があってから、プーチン氏が公式の場でプリゴジン氏についてコメントしたのは初めて。

 報道によると、プーチン氏は「暫定的なデータは(墜落した民間機に)彼ら(ワグネルの関係者)が乗っていたことを示している」と指摘。その上で、ワグネルが「ウクライナにおけるネオナチとの戦いという大義のために、大きな貢献をしてくれたことを指摘しておきたい」と述べた。

 さらにプリゴジン氏については「1990年代前半から知っている。複雑な運命を持った男で、人生で深刻な過ちを犯した」と指摘。一方で「才能あるビジネスマンだった。国内だけでなく、特にアフリカなどの海外でも多くの結果を残した。彼は石油やガス、希少鉱物に関わっていた」と称賛した。墜落原因を巡っては「既に捜査が始まっている」と述べ、詳細には触れなかった。

 プリゴジン氏は23日にロシア西部トベリ州で墜落したジェット機の乗客名簿に名前があったと報じられていた。ジェット機には乗客7人と乗員3人が搭乗しており、全員の遺体が回収された。ワグネル共同創設者のドミトリー・ウトキン氏が同乗していたという情報もある。

 プリゴジン氏は6月、プーチン政権に反旗を翻してモスクワに進軍したが、途中で中止した。その後は隣国ベラルーシに拠点を移したとされるが、ロシア国内も訪れていたとみられている。【カイロ金子淳】

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