「家康ガンダム」プラモデル2種、2010年以来の限定再販開始

　大河ドラマの放送で徳川家康に改めて光が当たっているのに合わせ、模型情報発信基地の静岡ホビースクエア（静岡市駿河区）が甲冑（かっちゅう）姿の家康をイメージした「機動戦士ガンダム」のプラモデルの限定再販売を始めた。

　「MG1／100　武者ガンダムMk－Ⅱ　徳川家康Ver．」（7334円）と「SDガンダムBB戦士　徳川家康頑駄無　漆黒の鎧（よろい）版」（1362円）の2種類。

　MG（マスターグレード）は家康が若かりしころに着用したとされる「金陀美具足」のイメージをきらびやかなメッキ加工で再現している。SD（スーパーデフォルメ）は関ケ原の戦いで着たとされる「歯朶（しだ）具足」を想起させるたたずまい。愛馬の「白石」も付属している。

　どちらも、ガンダムの巨大立像（高さ18メートル）が展示され話題を呼んだ2010年の静岡ホビーフェアで限定販売されて以来の再販売となる。製造元のバンダイスピリッツ（東京都）によると、店頭販売はホビースクエアと久能山東照宮（同区）の2カ所のみという。【丹野恒一】