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川崎の小学校で止水忘れ 代金190万円 市教委と校長らで負担か


 川崎市教育委員会は10日、市立稲田小(多摩区)で5月、プールに注水しようとした際、誤ってプール6杯分(計約2175立方メートル)の水が流出したと発表した。流出した水の代金は約190万円に上るという。市は同様の事態が起きた他の自治体のケースを参考にし、市が代金の半額を支払ったうえで、残りの半額を同小校長と注水を担当した男性教諭に負担するよう求めた。

 市教委によると、教諭は5月17日午前11時ごろ、6月上旬のプール開きのために注水を開始。間もなく、ろ過装置の警報が鳴ったため、電気のブレーカーを落とした。これに伴い、注水の開始や停止を指示するスイッチへの給電も止まり、スイッチが効かない状態になった。

 だが教諭はスイッチが効かなくなったことに気づかず、スイッチで注水の停止を指示し、注水が止まったと思い込んだ。結局、22日午後3時ごろに同校の用務員が気がつくまで注水が続いていたという。

 市教委は、再発防止のため全市立学校での教職員による操作確認や研修を行うほか、マニュアル記載も改めるという。【和田浩明】

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