29日午後10時50分ごろ、北海道中標津町東32南1の道道で、道路を横断していた京都府和束町の堀忠雄町長(78)が乗用車にはねられ、搬送先の病院で死亡が確認された。道警中標津署は車を運転していた中標津町東22南6、自称会社員、川村昌樹容疑者(45)を自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕した。川村容疑者は「歩行者をはねたことは間違いない」と容疑を認めているという。
同署によると、現場は見通しのよい片側一車線の直線道路。川村容疑者が110番した。同署は容疑を過失運転致死に切り替えて調べる方針。堀町長は29日に隣町の標津町で開かれた会合に出席するため、現場近くのホテルに宿泊していた。【真貝恒平】