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松原仁氏、立憲に離党届提出 次期衆院選の候補者調整巡り


 立憲民主党の松原仁元拉致問題担当相は9日、離党届を提出した。その後国会内で記者会見し、衆院小選挙区定数の「10増10減」に伴う候補者調整で希望した選挙区の公認を得られる見通しが立たなかったためだと説明。離党した上で、次期衆院選は新設の東京26区(目黒区、大田区の一部)から立候補する意向を示した。

 松原氏は東京3区(品川、大田区の一部など)選出。旧東京3区は次期衆院選で新東京3区と新東京26区に分かれる。松原氏は「新しい選挙制度に翻弄(ほんろう)される1人の政治家として、最初から活動してきた選挙区を断腸の思いで決断した」と語った。党東京都連は松原氏に新3区からの出馬を打診していた。

 松原氏は会見に先立ち、党本部で岡田克也幹事長に離党届を手渡した。離党届は岡田氏が預かり、12日の執行役員会で受理するかどうかを決定する。岡田氏は記者団に「離党してほしくないが、私の一存で決める話ではなく、東京都連での議論の経緯を十分踏まえなければいけない」と述べた。

 松原氏は当選8回。国家公安委員会委員長兼拉致問題担当相などを歴任し、希望の党解党に伴い無所属に一時なったが、2020年秋から立憲に所属。立憲公認で出馬した21年衆院選東京3区で自民党の石原宏高衆院議員(比例復活)らを破った。【中村紬葵】

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