あの「山崎」がハイボール缶に――。サントリーは、創業者・鳥井信治郎氏がウイスキー作りを始めて100周年を迎えたのを記念し「サントリープレミアムハイボール＜山崎＞」を8月8日、発売する。350ミリリットルで価格は660円（税込み）。約240万本の数量限定で、全国のスーパーマーケットなどで販売する。
「山崎」は同社の山崎蒸留所（大阪府島本町）で生産されている同社を代表するウイスキーで、近年では世界的に人気が高まっている。
サントリーによると、同社の「角ハイボール」や「ジムビーム」のハイボール缶の小売価格は180～210円台。「山崎」は高級ウイスキーだけに、3倍以上の価格となった。
同社は「山崎」に先立ち、同じく高級ウイスキーである「白州」のハイボール缶を6月6日に発売。価格は「山崎」のハイボール缶と同じく660円だが、SNS（ネット交流サービス）上では発売前から話題となり、発売日には「（買うために）コンビニを6軒ハシゴした」といった書き込みが目立った。
サントリーは「ウイスキーのおいしい感動体験を提供したい。（缶のままではなく）氷を入れたグラスについで楽しんでほしい」（広報部）としている。【後藤豪】
