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藤井が「猛攻のファンファーレ」渡辺、午後からどうしのぐか 名人戦


 渡辺明名人(39)に藤井聡太王将(20)が挑戦する第81期名人戦七番勝負の第2局(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)は28日正午、50手まで進んだところで昼食休憩に入った。

 藤井王将が封じ手の▲1六香から▲1八飛と回って端攻めを見せたのに対し、渡辺名人は△2二玉と堂々と“入城”して待ち構えた。戦機が熟し、59分間、慎重に読みを入れた藤井王将は▲3五歩と突き、総攻撃を開始。控室で勝又清和七段(54)が「ここで昼食休憩に入りますね」と予想したが、その後のわずかの時間にバタバタと手が進み、一気に緊迫感が増した。

 ▲3五歩の後は△同歩▲同角△3四金と進んで昼食休憩。木村一基九段(49)は「藤井王将の▲3五歩は角切りの強襲を含みにしている。失敗したら負けにつながるところを強くいった。これから攻めに攻めて攻めまくるぞというファンファーレが鳴った」と、動きだした局面にワクワクした様子。午後からの戦いについては「藤井王将の猛攻撃に対して、渡辺名人がどのようにしのぐかが課題になってきます。現状は藤井王将の攻めが結構きついという見方をする人が多いので、それをどう覆すかが大変興味深いところ。名人の懐の深さが出るかどうかを注目していただきたい」と話した。【新土居仁昌、丸山進】

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