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王将戦第6局、角換わりの戦いに 田村七段「羽生九段のしたい戦法」


 藤井聡太王将(20)に羽生善治九段(52)が挑戦し、藤井王将の3勝2敗で迎えた第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第6局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、佐賀県上峰町、起立工商DMO共催、ALSOK特別協賛、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓協賛)は11日、上峰町の大幸園で始まった。前局に勝利した藤井王将が一気に初防衛を決めるか、羽生九段がタイに追いついて最終第7局に持ち込むか。

 対局場は佐賀平野を一望できる高台にあり、空が澄んだ日は遠く雲仙・普賢岳や阿蘇山も望めるが、この日は黄砂にけぶっている。

 対局室には今期シリーズ初めて藤井王将が先に入った。羽生九段もその後すぐに入室し、駒を並べた。

 定刻の午前9時、立会の深浦康市九段が開始を告げると、先手番の羽生九段は気息を整え、2六歩と初手を指した。藤井王将はお茶を一口含み、8四歩と応じた。盤上は羽生九段が勝利した第4局と同じ角換わりの戦いに進んだ。解説の田村康介七段は「(後手番の)藤井王将は変化をしないので、角換わりは羽生九段がやりたい戦法だったのだろう」と話した。

 持ち時間は各8時間。1日目は午後6時の手番が指し手を封じ、12日に指し継がれる。【新土居仁昌、丸山進】

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