米下院議長選、１３回目も決着せず＝共和造反組の一部軟化

　【ワシントン時事】米下院は６日、議長選出のための通算１３回目の投票を行ったが、決着しなかった。ただ、多数派・共和党の造反グループの一部が軟化し、同党議長候補のマッカーシー院内総務に投票。こう着状態にあった議長選は、開会４日目にしてようやく事態の打開に向けた動きが出始めた。 　６日は通算１２回目と１３回目の投票が行われた。前日までの投票で最大２０３票しか得られなかったマッカーシー氏が、１２回目は２１３票、１３回目は２１４票に伸ばした。ただ過半数には達せず、下院は再び休会となった。マッカーシー氏ら主流派は、造反グループ最強硬派の説得を続ける。　【時事通信社】