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旧統一教会、トラブル多く=法令順守宣言後も相次ぐ


 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は信者からの高額献金を巡り、これまで多くのトラブルを抱えてきた。過去の民事訴訟では2件の判決で教団の組織的な不法行為が認定されている。教団側は2009年に「コンプライアンス(法令順守)宣言」を出したと変化を強調するが、全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)のメンバーは「現在も被害が確認されている」と反論する。  全国弁連によると、宣言後の10~21年に全国弁連や消費生活センターに寄せられた被害相談は2875件。総額は計約138億円に上る。  運勢鑑定をきっかけに10年に入信した女性は、総額約1600万円の献金をしていた。川井康雄弁護士によると、家系についての勉強や運勢鑑定と称して旧統一教会の名前を出さない勧誘が宣言後も続いているという。  賠償を命じる判決も相次いでいる。元妻の献金により経済的損害を受けたとして、東京都内の男性が教団を訴えた訴訟では、東京地裁が16年、「信者の財産状態を把握した上で(男性に)無断で献金させている」として組織的な不法行為を認定し、約3400万円の支払いを命じた。元信者の女性が起こした別の訴訟でも、東京高裁が17年に同様の判断を示し、約1100万円の賠償を命じた。  ただ、この2件の判決で認定された不法行為は、いずれも09年の宣言以前の行為が対象となっている。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見で報道陣の質問に答える世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の勅使河原秀行氏(左手前)ら=9月22日、東京都渋谷区
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