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入管ビデオ提出、国に勧告=スリランカ女性死亡―名古屋地裁


 名古屋出入国在留管理局の収容施設で昨年3月、スリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=が死亡した問題で、遺族が国に計約1億5600万円の損害賠償を求めた訴訟の第3回口頭弁論が14日、名古屋地裁であった。佐野信裁判長は国に、収容中のウィシュマさんを記録した監視カメラ映像のうち約5時間分について提出するよう勧告した。  約5時間分の映像は、訴訟に先立つ証拠保全手続きで既に遺族らに開示されているが、訴訟では証拠として採用されていない。遺族側は、ウィシュマさんが亡くなるまでの計約295時間分を提出するよう求めたが、国側は「必要ない」と反論していた。  遺族側は、ウィシュマさんが亡くなる3週間前の尿検査の結果から、生命の危険が迫っていたことを示す医師の意見書も提出した。弁護団の児玉晃一弁護士は弁論終了後に記者会見し、ビデオの提出勧告について「一部ではあるが声が届いた。大きな前進」と評価した。 (了)【時事通信社】
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