「ビリギャル」ブームを巻き起こし、映画化されたミリオンセラー本「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(角川文庫)のモデルとなった小林さやかさん(36)が12日、X(旧ツイッター)を更新。今年1月に離婚していたことを明かした。
現在、コロンビア教育大学院で認知科学を研究中の小林さんは、「離婚のご報告」としてつづった「note」のリンクをXで公開。報告では、最終学期が終わったことに加えて「卒業のご報告の前に、別のご報告がある。実は、今年の1月に夫とお別れをした」と明かした。
夫とは、20年のコロナ禍に結婚。21年春に同教育大学院への留学が決まり、その後はともに渡米し、生活していたものの、23年夏に夫婦げんかをしたことから「ふたりで将来のことをずいぶんと話し合った。子どものこと、仕事のこと、今後どんなふうに生きたいか、いろんなことを話し合った」ことから、お互いの価値観などに変化を感じたという。
すぐに離婚はせずに「カップルセラピー」も始め、小林からの提案もあり、同11月に夫とともに一時帰国。小林がニューヨークに戻る昨年末に、離婚届を提出したという。
小林は「やっぱり離婚は勇気のいることだ。もちろん結婚したときは、お互いに残りの人生を一緒に生きる覚悟を持ってしたわけで、家族だった人と家族でなくなるのはとても不思議で、受け入れるのに少し時間がかかるもの。でもやっぱり私も彼も、自分の人生を好きなように生きていくことを選んだ。憎んでもないし、恨んでもいない。ただ、元々一緒だったビジョンがずれたというだけ」とし「元パートナーとして、彼にはこれからも自由に、幸せでいてほしいと願う」とつづった。