台風１４号、小笠原近海で発生＝１７～１８日に奄美・沖縄接近か―気象庁

　気象庁は１４日、小笠原諸島近海で午前３時に台風１４号が発生したと発表した。今後発達しながら北西へ進み、１７～１８日に奄美大島や沖縄本島に接近する可能性がある。接近時は暴風や高波が予想され、同庁は早めに対策を取るよう呼び掛けた。 　１４号は１８～１９日には九州西方の東シナ海へ進むとみられるが、進路が北寄りになった場合は九州に接近する恐れがあり、注意が必要。 　１４号は１４日午前６時、小笠原諸島近海をゆっくりと東北東へ進んだ。中心気圧は９９６ヘクトパスカル、最大風速１８メートル、最大瞬間風速２５メートル。南東側３９０キロ以内と北西側２８０キロ以内が風速１５メートル以上の強風域。 　一方、強い台風１２号は沖縄県・先島諸島北方の東シナ海を北上した。１４日夜にも中国大陸に上陸すると予想される。　（了）【時事通信社】