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IAEA調査団、ザポロジエ原発到着=災害防止、常駐目指す―砲撃継続で原子炉1基停止・ウクライナ


 【ワルシャワ時事】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長が率いる調査団は1日、ロシア軍が占拠するウクライナ南東部ザポロジエ原発に到着した。ロイター通信などが伝えた。同原発は繰り返し砲撃を受け、この日も原子炉1基が緊急停止するなど原子力災害への国際的懸念が高まっている。調査団は、原発施設の現状を把握し、災害の発生阻止に努める。  ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムは1日、ザポロジエ原発でロシア軍の迫撃砲による攻撃があり、稼働中の原子炉2基のうち1基が運転を停止したと発表した。緊急保護システムが作動したとしている。残る1基は、原発に必要な電力を供給しているという。  グロッシ氏は出発前に記者団に、「けさも(原発周辺で)軍事活動が増加しているが、われわれは中止しない」と記者団に言明。到着次第、安全状況を確認すると語っていた。また「IAEA職員の継続的な滞在の可能性について検討している」と述べ、原発への常駐を目指す考えを示した。原発のウクライナ人作業員らへの聞き取りも行う計画という。  ロシアのウリヤノフ在ウィーン国際機関常駐代表はツイッターで、IAEA職員の常駐について、「ロシアは歓迎する」と投稿した。ただ、時期や規模には言及しなかった。ロシア側当局者は、調査団の今回の滞在期間は1日との見通しを示しており、グロッシ氏の希望に沿った活動に従事できるかは不透明だ。 【時事通信社】 〔写真説明〕国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長=8月31日、ウクライナ南東部ザポロジエ(AFP時事) 〔写真説明〕1日、ウクライナ南東部のザポロジエ原発に到着した国際原子力機関(IAEA)調査団の車列(ロイター時事)
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