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IAEA調査団、29日にも訪問か=ウクライナ原発、砲撃続く


 【ベルリン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は26日、ロシア軍が占拠し、交戦による核災害が懸念されているウクライナ南東部のザポロジエ原発について、国際原子力機関(IAEA)の調査団が29日にも訪問すると報じた。  同紙によると、2人の関係筋が来週の早い時期に訪問が行われるのはほぼ確実と明かした。うち1人は、29日に予定されていると語った。調査団は交換用の部品や放射線の測定機器なども届ける予定という。グロッシIAEA事務局長は26日、「できれば数日中」に訪問したいと表明した。  ロイター通信によれば、ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムは27日、過去24時間のうちにロシア軍がザポロジエ原発に繰り返し砲撃を加えたと主張。ロシア国防省は声明で、ウクライナ側が砲撃を行ったとし、双方が再び非難合戦を繰り広げた。  ザポロジエ原発をめぐっては25日、外部電源からの電力供給が一時停止。近隣の火力発電所でロシアの攻撃により火災が発生したことが原因とされる。26日に復旧したが、外部電源からの電力供給は冷却系に使われているため、再度途絶すれば深刻な事故につながりかねず、懸念が高まっている。  一方、英国防省は27日の戦況報告で、ロシア軍が過去5日間、ウクライナ東部ドンバス地方のドネツク州で、攻勢を強めていると分析した。親ロ派が支配するドネツク市の北方、シベルスクとバフムートの近隣で激しい戦闘があったという。  ドネツク州のキリレンコ知事は26日、フェイスブックへの投稿で、ロシア軍の攻撃によりバフムートで市民2人が死亡し、12人が負傷したと明らかにした。 【時事通信社】 〔写真説明〕ウクライナ南東部のザポロジエ原発=4月27日(AFP時事)
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