ＮＹ総領事が始球式＝５月に異例の中止、仕切り直し―米大リーグ・メッツ

　【ニューヨーク時事】米大リーグのメッツは２５日、ニューヨークの本拠地シティ・フィールドで、森美樹夫ニューヨーク総領事を招いて始球式を行った。５月に行うはずだったが、球団内の伝達ミスで投球できなかったため改めて実施した。 　森総領事はメッツの帽子と野球日本代表「侍ジャパン」のユニホームを身に着け投球。１９９８～９９年にメッツに在籍したプロ野球ロッテの吉井理人ピッチングコーディネーターが球を受けた。 　５月の始球式では、開始前にシャーザー投手が既に投球練習を始めており、メッツ側はマウンド横で待機する総領事にフィールドから出るよう催促。メッツは「タイミングや進行をめぐる伝達ミス」があったとして謝罪した。森総領事は２５日の投球後、「今回の経験を糧に、メッツとの友好関係や野球を通じた日米の交流を強化していきたい」と話した。　【時事通信社】 〔写真説明〕２５日、米大リーグ・メッツのニューヨークの本拠地シティ・フィールドで始球式を行う森美樹夫ニューヨーク総領事（ＡＦＰ時事）