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BA.5拡大、ワクチン効果減=コロナ感染者、急増続く恐れ


 新型コロナウイルスの新規感染者数が16日、過去最多を更新し、年明けからの「第6波」のピークを上回った。「第7波」の要因としては、オミクロン株の一種で感染力が強い「BA.5」の拡大やワクチン効果の低減が指摘される。当面は感染者の急増が続くとみられ、専門家はマスク着用や手洗いなどの徹底を呼び掛けている。  BA.5は5月、空港検疫で初確認された。厚生労働省の専門家組織によると、感染力はこれまで主流だったBA.2の約1.27倍で、ワクチン接種や感染で得た免疫をすり抜ける特徴があるという。国立感染症研究所は、感染者に占める割合が今月中旬に75%を超え、8月第1週には100%に達して置き換わりが完了すると推計する。  感染急増の原因としては、ワクチン接種や感染で獲得した免疫の低下も指摘される。特にワクチンの3回目接種は昨年12月に始まっており、時間の経過とともに感染予防効果が減少したとみられる。専門家組織は重症化予防などのため、幅広い世代における接種の必要性を強調する。  BA.5をめぐっては、重症化リスクの変化も懸念される。重症者の増加は、医療提供体制の逼迫(ひっぱく)に直結するためだ。専門家組織によると、動物実験レベルではBA.2より重症化しやすいとの報告もあるが、世界保健機関(WHO)などの公的機関からは、ヒトで重症化リスクが上がったという情報はない。  専門家組織は13日夜、今後の新規感染者について「急速な増加の継続も懸念される」との見解を公表した。座長の脇田隆字・感染研所長は記者会見で「マスク着用や手洗い、部屋の換気といった感染対策の徹底が重要だ。ワクチン接種とともに国や自治体は医療提供体制の整備をしっかり進めてほしい」と訴えた。 (了)【時事通信社】
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