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地元遊説知り、襲撃決意=岡山では断念、帰路で情報得る―安倍元首相銃撃・奈良県警


 安倍晋三元首相が奈良市で街頭演説中に銃撃され死亡した事件で、無職山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=が「岡山で(安倍氏を)襲撃できずに帰る途中、奈良にも来ると知り実行を決めた」と供述していることが14日、捜査関係者への取材で分かった。  山上容疑者は銃撃前日の7日に安倍氏が演説を行った岡山市を訪れたが、襲撃を断念したとされる。奈良県警は、同容疑者が土地勘のある地元での遊説を絶好の機会と捉えたとみている。  県警が防犯カメラ映像を解析したところ、山上容疑者は7日午後に奈良市の自宅最寄り駅を出発し、JR新大阪駅から新幹線で岡山市に向かったとみられる。安倍氏が演説した同市内の会場周辺にあるコンビニの防犯カメラには、銃を入れたとされるショルダーバッグを抱える姿が映っていた。  岡山市での演説は7日午後7時から予定されていた。山上容疑者は事前に奈良市内で手製の銃の試射をしたとされ、強い殺意を持っていたとみられるが、演説会場に入った形跡はなく、同日中に奈良市内に戻っていた。捜査関係者によると、「岡山では(安倍氏に)近づけず諦めた」と供述しているという。  一方、銃撃現場となった奈良市の近鉄大和西大寺駅前での演説が7日夕に決定。山上容疑者は岡山市から帰宅する途中、インターネットで日程を知ったと説明している。「チャンスだと思った」と話しているという。  山上容疑者は「岡山には、奈良で使ったのとは別のタイプの銃を持っていった」とも供述している。自宅からは数種類の銃が押収されており、県警は、同容疑者が会場によって銃を使い分けようとした可能性もあるとみて調べている。 (了)【時事通信社】
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