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「1票誰に」聴き入る聴衆=安倍元首相銃撃で異例厳戒態勢―党首ら最後の訴え【22参院選】


 参院選の選挙戦最終日となった9日、各党の党首らは最後の演説に臨んだ。前日に安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件もあり、有権者は異例の厳戒態勢の中、最後の訴えに耳を傾けた。  自民党総裁の岸田文雄首相は午後7時ごろ、新潟市古町の路上でマイクを握った。冒頭、安倍元首相に触れ「こんな形で失われてしまう。本当に悔しくてなりません」と声を震わせた。演説では「相手の悪口を言っているばかりでは日本のあすを切り開くことはできない」と力を込めた。  演説を聴いた会社員の男性(37)は「日本は中国とロシアに囲まれている。この国をどう守るかに興味がある」と語った。  川崎市のJR川崎駅前では、立憲民主党の泉健太代表が「経済政策を転換させる大きな流れを作らないといけない」と訴えた。小学生の息子(8)を連れた小林弘武さん(45)は「子育て世代なので費用が掛かる。何か対策を講じてほしい」と要望した。東京都新宿区の自営業、瀬川智子さん(51)は「交渉の力で周辺国との平和を維持してほしい」と語った。  公明党の山口那津男代表は午後6時半ごろ、横浜市のJR桜木町駅前で演説。全世代型の社会保障の強化などを訴え、「最後まで訴え抜くことが安倍元首相の思いに報いる」と声を張り上げた。  同市の主婦(71)は「政治は言うことより結果。課題は多いが向き合ってほしい」と期待した。同市の大学3年生冨田温子さん(20)は奨学金の充実を期待しているといい、「給付型をもっと増やしてほしい」と望んだ。  日本維新の会の松井一郎代表は大阪市のデパート前でマイクを握り、「未来永劫(えいごう)安全で安心できる国づくりをしなければならない」と訴えた。  高校生の孫と来た介護士の女性(71)は「若い世代が幸せになるような政策に期待したい」と話した。大阪府吹田市の大学生(19)は「ウクライナ危機などで国民生活に影響が出ている中、毅然(きぜん)とした外交ができる国にしてほしい」と要望した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕参院選の投開票を翌日に控え、最後の訴えを聞く人々=9日夜、川崎市
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