台湾総統「無事の知らせ待つ」＝安倍氏銃撃、メディアは詳報

　【台北時事】安倍晋三元首相が銃撃されたことを受け、台湾の蔡英文総統は８日、自身のフェイスブックで「誰もが驚き、受け入れられないことだ。一刻も早く親友たちに無事を知らせてほしい」と回復を願った。「台湾と日本は民主的な法治国家であり、違法な暴力行為を強く非難する」と強調した。 　日本を代表する親台湾政治家として安倍氏の人気が高い台湾のメディアは一斉に速報し、詳細を伝えている。中央通信社は「安倍氏は最初は意識があったが、その後心肺停止状態になっている」と報道。現場の様子や取り押さえられた男に関する情報も詳しく伝えた。　【時事通信社】 〔写真説明〕台湾の蔡英文総統＝２０２１年１０月、台北（ＡＦＰ時事）